
さて一週間ほど前に導入された、ウチのNEWエアコン。
リモコンの電源ボタンを「1回押しただけでは」停止しないのです。それで、2度押すと完全停止するので、買ってからこれまでそうしていました。
しかしこれ、NG行動だったんです。無知って怖いネ・・・・。
それでは、現代型エアコンでのNG3態、行ってみましょう!
私も学んだばかり・・・。
それダメ!電源ボタン2度押し
私も家内も、すぐ停まらないものだから、電源ボタンを2度押し。しかしこれがNG行為だったんですね。
なぜ、1回押しでは停まらないのか? 実はこれ、理由があったんです。
なぜ1回押しですぐに停止しないのか?
これ、内部の結露を乾かす「内部クリーン機能」が作動していたのです。
だからすぐに停まらないの。乾燥動作してたんですね。
電源ボタンを2回押せばその動作を強制停止できます。が、それをすると重要なクリーニング動作が妨げられ、カビや悪臭の原因になってしまいます。そればかりか、エアコンの動作寿命も縮めることになる。電源ボタンは1回だけ押し、送風が自動停止するまでで待つのが正解です。
つまり、1回押してから「待っている」が正解だったのです。面倒な仕様・・・ではなかった。
それダメ!室外機カバー

エアコンの室外機。
室外機の美観も保てるし、室外機が直射日光で熱せられるのを防ぐから、冷房効率も上がるという。でもそれ、本当に科学的? ・・・答えは否です。
室外機を直射日光に晒すと冷房効率は下がる。それは正しい。しかし、
室外機周辺の空気の対流を阻害してもよい
とは誰も言っていない。そこポイントです。
室外機をカバーで覆うのは「概ねNG」の行為なんですね。
まず室外機とは、何をしているモノなのか。
- 室内から持ってきた熱を冷媒が運ぶ
- 室外機の熱交換器(フィン)で、その熱を外気へ捨てる(前面)
- そのために大量の外気を熱交換器に導入する(側面+背面)
室外機でそれを覆うと、対流が阻害され、また、せっかく吐き出された熱い空気が再導入されるリスクも上がります。つまり、
- 主因A:前面カバーでファンの流路抵抗が増え、風量が落ちる
- 主因B:吐き出した熱風をまた吸い込む“ショートサーキット(再循環)”が起きる
- 主因C:カバー内部で圧力損失・乱流・滞留が増える
このABCがセットになって、冷房効率が下がる。そこを室外機は頑張ってカバーするから、むしろ電気代は上がる。というメカニズムです。ちなみに、多くのエアコンメーカー側の一般的な案内も「室外機の吹出口をふさぐな/囲うな」で一致しています。
ただ、「どんな室外機でも悪なのか?」というと、それは違うようです。具体的に言えば
- 天面だけを覆うような室外機ならよい
- 側面や前面を覆うなら、室外機と十分に距離が空き、開口率の高いものならよい
とは言えそうです。まあ、一番いいのが「北側に設置する」らしいのですが。そう上手くいかないお宅が多いですもんね・・・。ですがこの「室外機=害悪になる場合がある」。覚えておいて損はありません。室外機選びの参考にもなりそうですね。
それダメ!手動調整
ま、これは「良く言われている」ことだし良く知られてもいますよね。だから意外性はない。
たとえば、電気代をケチろうと手動でエアコンを調整すると逆に電気代が上がってしまう、というアレです。
現代エアコンは、考えうる最大の叡智を使って省エネを実現しようとしています。当たり前です。そのスペックが産業省の目標設定値ベンチマークとなっているし、その数字によって「売上」にも直結しているのですから。しかし、フルオートを外したとたんにそのインテリジェンシーは「台無し」になるというわけです。素人考えの省エネはこざかしいというわけですね。人間というのは業の深いもので、なんとか自分の知恵や工夫でエコにしようとするのです。しかし現代においては古い常識感や先入観が害悪になってしまうというお話でした。
特に考えたほうが良いのは「送風量」と「送風アングル」です。これは完全フルオートがよい。エアコンはどうすれば部屋が効率よくいち早く冷え、巡航=省エネ運転へ移行できるかを、センサーを駆使しながら常に考えています。それを、電気代をケチって送風弱にしたら、目標温度に達するまでいつまでもネチネチと電力消費が続き、結果電気代が猛烈に高くなります。
車の運転にも似ているかな。バッと加速していち早く巡航速度に達し、アクセルを抜くのが実は一番燃費がよい。つまり加減速の時間帯を最小にする。クルマもエアコンも同じですね。

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