MX-1000H (55)大きさ感を比べてみよ～

とうとう組立も含めて外観が仕上がったMX-1000Homage（オマージュ）。

大きさを3Dで比較

思っていたよりも押し出し感があり、部屋に設置すると、圧迫感もありました。

これに比べれば、過去にスタンドに乗せていたLS-11ESの方が、ずっと可愛らしかった（内容積だけなら同じくらいなのです）。そこで、市販システムと大きさ感を比べてみましょう。といっても、3D映像のフェイクですが・・・。

一番右側にあるのが、DIATONEのDS-2000Zという大型のブックシェルフです。純正スタンド上に乗せてみました。皆様には実物をご覧になった方も多いかと思います。

なるほどぉ～。

こうして比べてみると、2000Zに対して幅はやや狭いだけで大差なし。高さや奥行はむしろ大きいほどです。威圧感の正体はこれですね。つまり頭が大きすぎるんだ。
Alphaや2000Zに比べると、Λのなんと可愛らしいことか。こんなの居ないのと同じです。多くのお部屋で、ジャマにされず片隅に置いてもらえるでしょう。

決戦のために結線しよう

外観は出来上がったから、音を出すためにはケーブルを準備しなければなりません。面倒くせえなぁ～。
オーディオが大好きで、毎日のように嬉々として工作しているように見えてるのかも知れません。しかし実態はぜんぜん違うのです。実は何もかもが面倒臭くて仕方がありません。できれば、誰か代わりにやってくんないかな～？と、いつも思っています。

でも他人に頼むと金が掛かるから、仕方がなしに自分で演る・・（爆）

手持ちのケーブルをガサゴソと探します。MX-1000Hに「とりあえず」で良いから好適なケーブルというと、どんな物が良いだろう？太すぎるのは不安定だから嫌。細すぎてもダメ。アンプに届く程度の長さはほしい。好適なケーブルは有ったが、アンプに届きません。届くケーブルだと、品質面に不安があるケーブルか、細っそいモノしか手持ちがない。

更に倉庫（笑）を探していくと、以前使っていた古～い4S8Gを見つけた。これならかなりの長さが在ったのでアンプにも届く。最高ではないが、特に癖がなく最低でもないケーブル。ただ、いかんせん太すぎるし重い。重く硬いケーブルをヘッドからぶら下げると見た目も物理的にも不安定になります。本当は4S6辺りが在れば良かったが、そんなの手持ちがない。妥協してCANARE 4S8Gに決めました。

末端加工しました。あー面倒臭かった。

これはサブウーファー用。ほっそ！　1.25sqくらいしか有りません。でもこれでいいんです。

ところで、4S8Gの2本の重みを何のサポートもなくブラーンとヘッドからぶら下げるのが何となく嫌で。なんとか負荷分散できないかな？と考えていて、ちょっとしたアイディアを思いつきました。

ちょっと分かりづらいですが、サブウーファーターミナルにタイラップを通しました。このリングの中にケーブルを通すことで、ケーブルを万が一引っ掛けても直接荷重がヘッドに掛かりづらくなります。質量の一部をこのタイラップが支えるから荷重の分散にもなります。

結線できました。

今回のターミナルは「余りもの」を使いましたので、必ずしもYラグ向きではないのですが、バナナよりはマシです。バナナだともろ外周方向へ荷重がかかってしまいます。

サブウーファー側の結線はこんな感じ。4S8Gを押し挟むようなカタチになりました。

つづく。