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先般、自分設計のマトリックススピーカー、MX-1000 Hommageを作ってみたいというお話はしてきました。

とうとうそれ用の板もオーダーしてしまいました。

見積額が想定よりも少し安かったんです。

結局、今からの持ち出しをトータル3万円に収めるのは難しく・・・。ちょっぴりはみ出して予算オーバーです、迷いました。でも、ここ最近の断捨離で不要品を色々と処分して同程度の収穫は出ているので、思い切ってGOサインを出してしまいました。

元々、トゥイーターとパッシヴラジエーター以外のドライバーは、ほぼ全部揃っていたというのが大きいです。細々と蒐集をしていたんで。特に、TangbandのW3-2141というフルレンジは最初から2本は持っていた。TV用に購入していたものです。これが大きかった。

今では日本円で1本が8千円近くするこのドライバー。これが私が購入当時は2本で6300円ほどで買えたんです。なんと今の半値未満。激安でした。サブウーファー用のW3-2108も、UltimateMicroSubを作ったときに、すぐぶっ壊れそうだと思ったので予備で購入しておいた新品です。これも安いうちに買っておいた事が功を奏しました。今ではShipping抜きで1万円越えてます。こちらも決して安い買い物ではない。持ってなかったら、着想しなかったと思う。

ということで、このラウドスピーカーは全てのパーツを新品購入すると、3万円以内で作れる・・・ということでは無いです。

全てのパーツ購入から始めると、7万4千円~8万円近くを浪費してしまう事になります。とてもコスパが良いとは思えません。誰にでも勧められるような代物ではない。安く済ませるために、たまたま自分が手持ちだったドライバーから逆算で考えたシステムとも言えます。

 

型に”Hommage”と付け足したのは、当然ながらテツオさんにオマージュしてるわけですね。鉄男さんは良い意味でも悪い意味でもオーディオ界に深くて大きな爪痕を残した方です。残念ながら私はFOSTEX系バックローデッドホーンは全く趣味嗜好に合わず、引っ掛かりませんでした。そんな私が氏の功績の中で最も評価しているし、猛烈にフックされたのがマトリックススピーカーです。差信号を混入する原理そのものは昔からあったらしいのですが、それを小型一体成型で実現してしまう。しかも結線の妙だけで。今考えてもずば抜け得た創造力と着想力をお持ちだったのだと思います。Hi-Fiではないが、差信号を生成混入することで狭い実装面積でも広がり感を出す、という工夫は、こんにちのテレビ音声設計の中にも当たり前のように組み込まれています。

無限のエネルギーとバイタリティあってこそ生まれた傑作ではないでしょうか。

ただ、オリジナルのMX-1に使われているFOSTEX FE-103では諸々の限界もあったのでは?とも思います。位相特性が悪く、音色の癖が凄く、時には耳に突き刺さるような付帯音のあるドライバー。そこの色付けでマトリックス本来の良さも半減していたのではないでしょうか。狙っているのは、現代のもっと優秀なドライバを用いて、ワイドレンジ化も狙い、オリジナルを特性面でも出音でも圧倒的に越えてみたい(あくまで願望ね)というのがターゲットです。

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投稿者

KeroYon

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