パワーアンプが焼けた～(悲

MX-1000HとMX-0001Λがほぼ同時に完成。
調整や測定で忙しい状態でした。

MX-0001Λの調整中にそれは起きました。
MX-0001の吸音材を出し入れして実験中です。

吸音材を入れるためにΛを動かしていて、Λの背面からパチっとハデな火花が散りました。

あれっ？えっ、ナニ？

何をしたのでしょう？

実は、20Hz低周波の大信号でブレイクイン中でした。つまり、終段には常時大電流が流れていたのです。それなのに、作業をしてしまった。

Λの体躯を揺らしたせいで、背面の裸んぼうのバナナプラグ、LのプラスとRのマイナスがどうやら接触したようです。

やばい！とアンプ方面を振り向いたときにはもう遅い。

パワーアンプからもわ～んと、白煙が。。。あきｋキタ～さｊふぇえろっｓｘｂぃ

ああ～。。。
この匂い！　なんて懐かしいんだろう。十何年ぶりでしょうか？半導体の焼けた香り。少年期の原体験、原風景でもある。何度もDや終段とばしたなぁ・・・。

しかしなんという失態でしょう。ゲロすると実は、少し呑みながら作業していたのです。

酒を飲みながらオーディオするものじゃないと、猛省ですね。スピーカーが旨く仕上がりつつあるので、少し”いい気になっていた”んでしょうね。人生、仕事、趣味、スポーツ。すべてチョーシに乗ってる時こそ落とし穴が待っています。

ターミナルのコストをケチったことも、ここへ来て後悔しています。ケチらずターミナルを装着して結線していれば、ぶらぶらしているケーブルが接触してのショート事故も無かったことでしょう。

正直、ものすごお～～～くショックです。。。。

しかし気を取り直してと・・・このアンプは治ります、必ず。そこが唯一の救いでしょうか？

というのも、これは自作アンプだからです。構造、回路、素子に至る隅から隅まで掌握しています。そのへんが自作アンプの強みかな。また、この日を想定した準備をしていたから。例えばアンプ回路基板はスペアが4枚ほど準備してあります。終段のMOS-FETも絶版を見込んで20ペアほどストックがあります。極論すると、ゼロから再制作すると考えれば最後は絶対に直りますね。

問題は、被害の波及度です。

アンプの終段が焼けただけなら、おそらく基板2枚を交換するだけで作業は終わり。でも、整流Dまでやられている場合はちょっと厄介。ダイオードを発注して、最も厄介な電源基板へアクセスし、パーツ交換せねばなりません。ただ、ダイオードがやられるなら先にヒューズが切れるはずなんですよ。つまり「何処までやられたのか？」によって作業の面倒くささが変わるだけで、直らないということは無いと思います。でも作業影響は最小限と期待したいですね。最もワーストは、「電源トランスが焼けてショートしている」です。その場合は1から再設計するかも。。。

いずれにせよ、頼みの綱のアンプが焼けてしまったため、ほまげもΛもいったん作業休止に突入します。残念です。オーディオの半分はトラシューです。いいんだ、これで。楽しいなっと。

音を鳴らしながらの作業はダメ。バナナプラグはショートする。飲みながら装置いじるのダメ。基本中の基本（笑

皆様も、、、それもベテランの方ほど?、、、ご注意くださいませ。