前稿
で、DIYスピーカーの旗艦ANDROMEDA – Alphaの振幅周波数応答特性が撮れました。
そこで、これを市販ラウドスピーカーのハイエンド商品のそれと比較してみたいと思います。
ハイエンド商品の振幅周波数応答は、すべてStereophile誌のmeasurementから引用しました。Stereophile誌も私と同じく、中域以上はファーフィールドx時間窓、低域は近接場のサミングという疑似無響計測です。
ANDROMEDA – Alpha (10Hz – 20kHz間)

まずは、Bowers & Wilkins, 801 S2から

KEF, Blade Two Meta。

Magico, M2

TAD, Evolution One

Wilson Audio Alexia V

比較終了。
単純比較は出来ませんし、平坦であれば良いというほど単純なものでもありませんが、少なくとも平坦さだけならAlphaは全く負けていません。というか有り体に言えば大概優っています。
またローエンドの伸長という視点で、Alphaは多くのラウドスピーカーに水を開けていると思いました。比較したのはかなりの大型/ヘヴィ級モデルばかりなのですが、パッシヴな単純バスレフではやはり再生下限に限界があるようです。
しかし、オーディオにおいて極端な高忠実や”無個性”は、果たして本当に正しいアプローチなのか??
次回(機会があれば)脚色や演出というやや困難な/禁断の考察をしていきたいと思います。

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