しばらくUpsilonで聴いていました。
これはこれで良い所が沢山あります。闊達で音のイキが良い。ベースラインの鮮明さや低弦の張り、艶と色気。とても70年前のスピーカーとは思えません。しかし早くGamma:三男坊も聴きたいので、ここらでスイッチします。
Andromeda四兄弟のなかでは、Gammaは二番目くらいに好きな音です。Alphaを除けばどのモデルも何らかの「味」を持っているスピーカーシステムです。が、Gammaはその味付けがとても好みなのですね。忠実度や分解能だけならBeta(次男)が上でしょうが、それだけでは嗜好も含めた優劣は決まらないということです。

久々の開腹で中身が顕わになりました。Upsilonの左バッフルは少し本体に「固着気味」でしたが、どうすれば楽に外せるか経験則があるので全く慌てません。固着といっても完全な固着ではありませんしね。しばらくこじっていたら楽に外れました。
珍しいUpsilonバッフルの裏側画像です。裏側は汚らしいね。

ミッドバスは70年以上前のペーパーコーンです。
R chだけ、こんな感じに赤いホールマーカーが切ってあるのです。この孔の有無で「右側チャンネル用」であることを識別するわけ。

バッフルの交換をするときは、このようにボール紙のスペーサーを敷いて、エンクロージャーの養生と、わずかなギャップの確保をしながら作業します。

以前も吐露しましたが、Upsilonの革バッフルはヨレヨレです。張りたての頃はピ〜ンと張ってあんなに綺麗だったのに、時間と共にだんだん浮き、ヨレ、シワが出てきて、端の方なんか剥がれてきている部分もあります。・・・もう大失敗です。いい機会だから、皮をひっぺがしてゴム接着剤を溶剤研磨して、再塗装しようかとも思っています。ゴム接着剤を除去するのは本当に大変だと思いますが、テクスチャ塗装してしまえば粗がわからなくなると思う。

これは「Andromeda箱」と呼んでいる:ここにはAndromedaのバッフル交換、メンテナンス、PRs調整などに使うパーツがすべて入っています。でも交換用のファストンなどはここではない場所に収納しています。

Upsilonを格納して、かわりにGammaバッフルを取り出している様子です。Upsilonのバッフルは軽くてラクだが、Gammaはガックリ重い。体感、2倍以上に感じられます。重い上に裸だから、当て傷を作ったりドライバにダメージが出ないようバッフル交換は毎回本当に神経を使います。緊張と重さで脂汗を垂らしながら作業している様子をご想像ください。

BetaのバッフルもGammaのバッフルもバックキャビティのクリアランスがギリギリのため、エンクロージャーとバッフルを平行にしないとバッフルの挿入ができません。バッフルを傾けた状態だとつっかえてバッフルが入っていかないです。ゆっくり慎重に挿入します。

バッフル交換のたびにもうひとつ、少し苦心するのがファストンの緩い/きついです。ドライバーターミナルの金具厚みが必ずしも均質ではないため、セットによってどうしてもゆるい/きついなどの違いが生じてしまいます。そこでファストン端子を締めたり、逆に少し広げたりといった微調整が必要になります。幸いにしてUpsilonとGammaのターミナルは偶然厚みがほぼ同一なので、調整なしでしっかり止めることができました。
Gammaは下記ドライバー構成による、3wayスピーカーシステムです。
Dayton Auio AMTPRO-4 x1 (950Hz-18kHz)
ETON ORCHESTRA 8-612/C8/32 RP x1 (45Hz-950Hz)
Scanspeak 18W8545-00 x4 (8-45Hz)


さ、 LRどちらとも準備が整いました。DSPの能率調整だけ軽くしてから音を出していきましょうか。

怒涛。
カンタンに言ってしまうと、
「音楽、音楽、音楽、音楽、音楽が、押し寄せてくる・・・!」
Upsilonも普通に良いと思って聴いてましたが、Gammaは異次元。
超大型ヴィンテージも素晴らしいが、現代オーディオはやはり違う点ですごい、凄まじいと思う。
こんな音だったっけ?感。これ、新しいMOS-FETアンプの効果もあるのでしょうか?そんな気もしないでもないけど、でも前回のGamma体験から間が空きすぎてしまったから、もうbefore/after全っ然わかりません。
どんどんどんどん、ボリュームが上がってしまいます。ヤバいです。
ETONの8-612は本当にいいウーファーです。以前使ってた(Avalon等でよく使われる)ETONのノーメックスハニカムは、音は整っているんだけどどうも抑制されすぎて、音が死んでる・・・とまでは言わないけれど、少し抜けきらない感じがありました。対してコレは、正気に満ち溢れて音楽が飛んできます。でもこれは950Hzまでしか使っていない事も理由かも?(一方、限界音量では少し荒さが出るというか。アルミコーンなどに比較すると少しハーシュネスを感じ始めます)
しかしなんと言ってもAMTPRO-4でしょう。950Hzから上をたった1本で受け持ちつつ、原理的には分割振動のないAirMotionTransducerがこのスピーカーの音調を決定づけています。それも、ただ馬鹿みたいにパッシヴクロスオーバーで繋いで鳴らしているのではなく、パッシヴでは難しい音響補正をディジタルドメインで施していることも大きいと思います。AMTが生来持っている弱点を補強しています。
今日は音質チェック盤いくつかと、ジャズ、ロック、ポップス〜と聴いて最後にバルビローリのマーラー9を掛けましたが、これはVivaceと同じくらい震えました。ヤヴァイ。泣きそう。マーラーだけだったらAlphaより上か?大好きですこの音。
前回までのクロスオーバー調整はV3まで。少しおざなりだったところもあるので、測定を交えながらもう少し「追い込み」もしてみたいと思います。今はBetaより「熱さ」のある音ですが、追い込みすぎると温度感は下がるかもです。


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