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アマチュアならではの、6chアンプのノイズ改善調整。
つづきです。

まず本日は、入力抵抗の違いによる差を。

一般に、アンプの入力インピーダンスは高めの方がおそらく音は良いんですよ。
世には入力ZがメガHz級のハイエンドアンプなんてのも有ります。
ですがそこはトレードオフで、入力Zが高いと外乱には弱くなりノイズなどが飛びつきやすくなります。

そこで、入力端を固定抵抗でショートしてみることにしました。つまり入力Zを下げます。このアンプPCBは極端に元の入力Zが高いわけでもないので、あまり期待はできないです。 

10kΩ。実測9.93kΩの抵抗で入力をショートしてみました。オリジナルに対して1/5くらいか。

 

・・・
残念ながら、使用前/使用後でぜんぜん変わらんです。
効かないね、残念でしたー。

さて、完全に徒労かというと、実はテスト中にとんでもない新事実に気づきました。
銅板で入力端をショートするまでは無かった現象です。

写真でご覧のとおり、アンプPCBが奥へ行くほど、ラインケーブルが長くなる構造になっています。
この、奥のケーブルが長いアンプ基板だけ、ノイズフロアが高いことが判明しました。

 

ケーブル長が「中」と「短」の2chについては、スマホ出力端からのアナログ的なサーフェスノイズは感じるものの、ジージー特徴的なバズノイズは一切感じられませんでした。

これまで、私はグランドループによるビートノイズを疑ってきました。が、もしかすると
パワートランスからのリーケージフラックスを受けてノイズ拾ってるんではないかという新たな疑惑が浮上したわけです。

試しにラインケーブルを少し動かしてみたのですが、わずかにビートノイズの量が変わるように感じられたんですね。
もしこれが原因だとすると、これはこれで対策が誠に厄介です。

 

思いつくのは、

1. パワトラの天/地をひっくり返し、少しでも配線がラインから遠くなるようにする(あまり効かなさそうだなぁ)

2. パワトラを横置きではなく縦に設置する(こりゃ金具を準備するのが大変そうだ)

3. 爆発的SRは諦めて、パワトラを500VAくらいにダウングレードする(断腸)

まずは、ノイズ顕著なのはトランス寄りの2チャネルだけなので、ここをミッドバス担当に据置して、できるだけ高い帯域を使わないようにする。などの対策で事実上はしのげそうな気がしてきました。

この現象は、実際に設置して運用すると Mid / High chでほぼビートを感じていない主観とも符合します。
原因らしきものは見えてきたが、根治が厄介な課題だなぁ・・・。

いっそのこと、1シャーシで全部作るのをあきらめ、2シャーシへ分離した方が良いものになるんじゃないのか?
2ch + 4chにするとか。または電源部は完全独立シャシーに移送するとか。(こりゃCelloですな)

Goldmund、Cello、Krell の実装をして「空気を買ってる」と揶揄するような発言もありますが、そんなのは物理学や電磁気学を理解しないアマチュアの戯言です。ムダな空隙をして価値価格とするのはオーディオにおける絶対正義です。(と、今実感しています) もっとも、高密度実装でありながら問題を顕在化しないプロこそが、真のプロかも知れないな、とも思いつつ・・・。

おそらく今すぐGammaへ移行すれば、こんなノイズなんて飛散してわからなくなってしまうんですよ。
ただ、一旦認知してしまうと生理的にこのノイズを放置するのがキモチ悪くてねぇ・・・。

 

メーカー製で無ノイズ無問題なマルチチャンネルアンプで問題ない再生をしていた方が幸せだと思いますか? おそらく、今の私の状態の方がそれより数倍幸福だと思うのです。課題解決に至るアプローチにひたすら「わくわく」している自分がいます。

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投稿者

KeroYon

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