6chアンプ (32) 新たな課題発生

6ch MOS-FETパワーアンプ、ようやく完成…したソバから早速トラブルです。

いいんですよ、
トラブルのないオーディオなんてね。クリープを入れない珈琲みたいなもんで（古っ）

トラシューあってこそのオーディオの醍醐味ってもんです。ヤケクソ

トラブルは2点あります。

 

◆まず一点目は、この中華製ごみパーツによるものです。

ココ。

これは何？　っていうと、外部DC給電端子です。
現在、WiiMやDSP-408は外部のスイッチング電源（分かりやすくいえばACアダプタ）によって駆動されています。そこをリニア電源で駆動すれば音質的にもS/N的にも有利かな？と増設しておいたもの。

しかし、この取り付けてあるジャックが凶悪でして。寸法が合いやぁしない。
5.5mm、2.1mmというのが定格ですが「どこが？」というくらい寸法が違います。
どのくらい違うかというと・・・
まず、5.5mmのプラグが刺さりません。何本か強引に挿してみたのですが、このジャックに樹脂製の絶縁材が噛んで、持っていかれます。そして、DCプラグがバラバラになり破壊されます。

 

（破壊されたDCプラグ）
もう、かれこれ3本はプラグを持って逝いかれました。

そして、今もDCジャックには樹脂の絶縁材が歯詰まりしたままです。もう、アホらしいので詰まりを除去するのはやめました。DCジャックごと交換します！

中華品質には慣れていますが、こんな嫌な感じはトップクラスです。まだ結線しないプラグだったから破壊されても良かったものの、これが完成品のACアダプターを破壊されたら目もあてられません。

今度は絶対失敗したくないから、共立エレショップへ発注しました。それだって中華製でしょうが、しっかりしたディストリビューターから取っている、それだけでも安心感が違います。返品だって出来るしね。今回は換装前に、相方の抜き差しを十分にして問題のない品質か確かめてから取付します。

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◆次のトラブル、こちらの方が深刻です。

それは、スピーカーのホーントゥイーター前を私が横切ったときに起きました。
ジージジジジ・・・ビー・・・

 

えっ・・・・　　これ・・・・　バズ？？

 

これはショック。

音楽を鳴らしているときは気づかなかったんです。また、高能率のUpsilon（97dB/2.83V内外）でなければ、気づけ無かったかもしれません。よく聴けば、周囲が静寂な夜間になると、一層目立ちます。

あわてて、6chアンプのすべての入力端子を抜いて、開放端としてみました。。。
シーン。ノイズゼロ。トゥイーターに耳を付けてわかるかすかな残留ノイズのみ。ということで、新しいアンプが犯人ではなかった～。良かった～。DSP-408が犯人ということかな？

でも、これは厄介です。もしかして、グランドループ？グランドループだとすると、対策特定するのが困難です。このノイズはSONYのときには感じなかったものなので、6chアンプ単体が犯人ではないとは言え、原因になってる可能性があります。
もうひとつの可能性として、DSP-408のスイッチング電源由来のノイズがあります。電源を替えることで改善するのを祈るばかり。ですが、たぶん違うのだろうな～。

 

今、考え得る対策として、以下を考えています。

• DSP-408への給電をリニア電源にする
• 6chアンプにシャシーアースを取る（実は何処にも落としてないのです）
• 音出ししながら、最適なシャシーアース箇所を探る
• 音出ししながら、シャシーアースは入力端と電源中点とどっちが良好か探る
• DSP-408からのアースラインは6本あるが、これを1本だけ残して5本ぶった切る
• DSP-408からのラインケーブルに、＋、ーともに抵抗器を入れてみる

鬱な対策ばかりですが、どれも効かなかったら、詰んでしまいます。

このビートノイズ、検知限界以上でしっかり聴こえてるので、パーツの交換等以上に音質影響があると思います。
というわけで、まだまだ続くよ流浪の旅。