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kinsmen0411さんからアドバイス頂いているとおり、このアンプ電源投入の最大の障壁は、電源投入時の突入電流がいかに回避できているかが鍵です。

ミリセックオーダーの出来事なので。その瞬間で突入電流ピークは何Aに達しているのか、それによってヒューズは切れないか、分流抵抗は燃えないか、リレーの接点は焼けないか、整流ダイオードが飛ばないか、など懸念は多岐にわたります。
しかしながら、比較的低い耐性のファストブロウヒューズを置いておくことで、過負荷ならばまずヒューズが先に飛ぶはず。それだけを拠り所に電源投入してみました。

 

さて、まずはヒューズの挿入から。
ヒューズは二段構えです。

このACインレットはヒューズを内蔵する珍しいタイプ(珍しいというか、最近はこんなタイプが多いみたいです)。インレット下部の引き出しを開けると、ヒューズ挿入口が顔を出すのです。20mmのショートヒューズを内包します。このことを知らなかったため、追加注文しました。ここには20A高耐性のヒューズを封入。便利だなとは思いますが、ここを交換するつもりは全くなし。本当は端子をショートしたいくらいです。

 

本命のヒューズには、まずは7Aを挿入。これで切れるようであれば、抵抗にもダイオードにも、そしてリレー接点にもケッコウな負荷が掛かっていると判断できます。

 

<事前準備>
通電前に、最低限の配線を済ませます。
アンプ回路にはつなぎません。まずは電源回路のみに通電しておきます。

・メイン整流回路

・サブ電源回路x2

・過電流保護リレー

これだけです。

 

本当はメイン整流回路には繋ぎたくないですが、ここがラッシュカレントの最大要因になるので、試験としてはつながざるを得ません。

 

一瞬、2秒間だけパワースイッチを入れ、すぐに切ってみました。このときヒューズは切れませんでした。
そして、電源スイッチを切ったあともメイン整流回路の通電LEDは赤く点灯しっぱなしです。これは負荷が零であり、通電後も平滑キャパシタの蓄電が放電されないためです。

 

このままでは再試験できませんので、220オームの抵抗を使って約10秒ショートして放電できました。
 
さて、次はいよいよ本試験です。パワースイッチを入れっぱなしにします。。。。。。シーン・・・
心臓がバクバクしますね! 。。。ヒューズが飛ぼうが煙が吹こうが動じないという心理的ショックアブソーバーを効かせつつ、しかし・・・何も起きませんでした・・・。

 

メイン通電リレーは約7秒後にメイクされ、何事もなかったのようです。各部の電圧をチェックします。メイン整流回路は+とーで若干の誤差があります。+が46.1v, -が46.6v。しかし回路がACアンプなのでこれでも問題ありません。

サブ電源は少し電位が高過ぎたので、それぞれ+12.0Vm内外に調整をしました。

 

30分ほど通電しっぱなしにしましたが、異音異臭なし。
これで、アンプ通電~アンプの調整チェックへと移れそうです。

最大の難関を越えたので、自分としてはホッと一安心です。。。アンプってどんなに経験積んでも怖いよね~

 

以下に、電源スイッチonでメインリレーがメイクするまでの様子を収録してみました。接点がメイクする瞬間やリレーのカチッという音などが体感できると思います。

リレー遅延の様子


電源までの通電テストは完了しましたので、次は1chずつ電源をつないでバイアス調整とオフセット測定を行います。

このアンプは負帰還に時定数を持っており、DC100%NFBが掛かっているACアンプになりますので原理的にオフセットは零のはずです。

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投稿者

KeroYon

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