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MYパワーアンプから白煙が上がり、壊れてしまってからもう2週間。

続々々・修理編。もう完全復帰できるまで記事化はしないつもりでした。
ようやくリカバリーが完了しましたので、満を持して記事にしておきたいと思います。



 

保護回路基板のテスト

新しい保護基板が着弾しました。3ch分のスピーカー保護リレーの付いたものです。
まずはあわてず騒がず、この基板が正常動作するかチェックをしておきます。

NINTENDO Wii用の12V電源を改造したものがありますので、これで通電してみましょう。

 

ケーブル加工をしてテスト準備をします。
きっちりハンダ付け、きっちり絶縁処理。末端処理。

交通事故もそうですけれども、ヒトは一度事故を起こすと、しばらくの間だけは防護的心理が働いてやることがやたら丁寧になります。
 

ケーブル長さも若干のオフセットを付けて、半田でバラケ防止をします。念には念を入れて絶対にショート事故が起きないようにしているわけです。
 

Wiiのアダプター電位出力を確認。無負荷DC12.14Vが出ています。アンプ内蔵サブ電源とほぼ同等です。

 

通電テスト。
まずACアダプターは外しておきます。基板に結線を済ませます。その後、ACアダプターをコンセントプラグへ差し込み、通電します。(逆順はダメ!)

まず第1LED(上側)が点灯し、約5秒後に、カチリという音と共に第2LED(下側)が点灯しました。問題ないですね。写真で第2灯はやや暗めに見えていますが、これで立派に導通しているのです。


 

保護リレー基板を交換した…    が?

さっそく、アンプ内部の保護基板を交換していきましょう。保護基板を取り付けるためには、R側放熱器をすべて外す必要があります。
多少難儀しましたが、無事に換装完了。

 

これが、取り外した古い方の保護リレー基板です。
こちらも先程の新品と同じように、導通テストを行ってみます。

 

・・・・

 

ハイ、問題なく動きますね。 なにっ?・・・動くの?

このリレー基板は、故障していませんでした。

えっ、だとしたら、何処が壊れてるの?

 

この辺で、悪い予感しかしませんよねぇ。。。
保護回路が壊れたという私の想定は完全にミスリードでした。
でも、別に買い物が無駄になったとは思いません。次のリレー基板故障/劣化に備えて、この基板は大切にストックしておこうと思います。

 

故障箇所のアタリを付ける

アンプの外では保護基板が動いた。アンプにインサートすると動かなくなる。
・・・ということは、配線ミスか?
もう一度電源系の結線を探ります。

    ・・・・・

ミスなんかしているわけがないですね。
なぜって、電源供給がされていないのなら第1LEDだって光らないはず。でも第1LEDは煌々と光ってるのです。基板に電源は来てる。ということは、保護回路が働いて、リレー接点がメイクしないのか??

==>> アンプ回路が壊れている??

アンプ回路が壊れているから、それを検知して保護リレーがメイクしない。という推論をしました。なんてこったぃ。配線ショートしたのはLchだから、Rchは無事だと思っていたのに?R側も巻き込まれていたということなのか?
こういう時は、1chずつ出力線を外してチェックします。1chずつ、順に外していって、原因基板を探ります。。。

 

ハイ、ビンゴでした~。

先日、焼けた第5chのアンプ基板を交換したばかりですが、それに対となる第6chも故障していました。第6chの出力結線を外すと無事に保護回路が外れてリレーがメイクします。大きなDCオフセットが出ているのか、はたまた過電流が出力されているのか。アンプから問題のあるシグナルが出力されていることを保護回路が検知し、プロテクトされた状態でした。

意外。これは勉強になりましたね~。。。。

焼け跡から察するに、第5chのプラスと、第6chのマイナスが接触したのですよ。
先日お見せしたとおり、第5chのアンプ回路はデバイスがぐずぐずに焼けただれて崩落していました。第6chは基板を一見するところ何ともなさそうに見えますが、壊れていたのです。スピーカーケーブルのアース線を経由して第6chの終段にも瞬間的にではあるが電流を引いて、破壊されたとみなすのが妥当のようです。

故障箇所が完全に同定できたので、一挙に気分が晴れました。
第6chのアンプ以外は壊れていないです。

 

アンプPCB交換

基板交換が終わったところ。途中写真は省略(笑
4枚のデッドストックのうち、なんと今回の事故で2枚も消費してしまったことになります。転ばぬ先の杖という奴ですかねぇ。。。

 

第6chのバイアスも調整します。

 

S-S電位は高めが吉。低めはダメ。
10分ほど電流を落ち着かせ、温まってから最終FIXします。

 

リレー基板も問題なくプロテクションが外れ、接点がメイクされています。

 

 

音出し確認と閉腹

腹を閉じる前に、音出し確認しておきましょう。
1chずつテストスピーカーを繋ぎます。

 

テストスピーカーはホテルで貰った日本酒の枡にテキトーなフルレンジを突っ込んだモノ。(笑
昔、サラウンドハイトに使っていたものです。
各chから綺麗な音が流れてきます。

 

完全復帰を確認できましたので、今度こそ本当に閉腹します。
オーディオラックに戻しました。

いや~、長かったですね。
アンプ故障によるディレイが約2週間?
本当だったら今頃はMX-1000HのパッシヴXoverの最終Fix後の音を堪能しつつ、色々とトグロ巻いていたはず。MX-Λの測定や吸音調整も終わっていたかも知れない。

でも、双方ともクリスマスまでには音出しが出来るのだから。まぁヨシとするのかなぁ。。。

もろもろの記事を待って頂いた皆様、おまたせして申し訳ございません m(_  _)m
(誰も待ってないちゅーの。)

ASOプロテクションは入っていない

ところで、件の一連の事故により分かったことがあります。
この保護回路基板は、DCオフセットなどの回路は入っていても、MOS-FETのASOプロテクションまでは含まれていない。
まぁ、そりゃそうだ。ASOは出力デバイス依存になるので、汎用回路ではどうにもならん。私の敬愛するパワーMOS-FET回路のひとつである、HITACHI HMA-9500(及びMKII)には、ASOプロテクションサーキットが組み込まれています。確か専用ICだったかな?そして、それは何処に組み込まれているのかというと、バイアス電流調整箇所についているのです。そこで異常バイアス電位を検出すると超高速プロテクトが掛かるという仕組み。

これはアンプ回路最適の実装になるため、回路一体での考察が必要となるのです。単なるアセンブルでアンプを作ってるレベルでは、どうにもならない領域です。(まぁ自分で回路とPCBを起こせばいいんだけどね)

思えば今年後半、「悪いことばかりつづき」でした。だがしかし。そこから不屈の闘志で立ち上がっていく・・・というのも、なかなかオモシロ路線じゃありません?

 

 

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投稿者

KeroYon

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