夏、小旅行 (4)上高地-後編

上高地旅行。

河童橋をあとにして、その奥の明神池を目指します。片道約１時間。

前回来訪時は子供が小さく、ピコピコ歩きあるいは延々抱っこだったため、河童橋をゴールにしていました。今回はみんなもっと歩けるはずなので、未体験の明神池へ行ってみたい。とはいえ、日頃から10km以上のジョギング、ウォーキングを実施している私に比べると嫁や子供にはハードな行程だったらしく、翌日筋肉痛で大変でした。

河童橋の人口密度。

飲みたくなるような澄み切った清流。

その昔、ガイドさんに教わった清水にしか生えないとされる繁藻。

貞子も沢山居るよ

実はこの日、梓川の南岸はがけ崩れ等で通行禁止だったのです。警告標示を良く見ずにキャンプ場まで迷い込んだ我々は、1.5kmほど無駄足を踏みました。まあ対岸からこの雄大な岳沢/穂高連峰の景観が見れたのだし、ヨシとしますか～。

✕は通行止め

対岸の湿原地帯を行きます。

ずっと湿原ですね。自然の暴発って感じです。

この辺りは岳沢湿原と呼ばれるところ。

梓川とは違う小川が湿地を作っています。

素晴らしい眺め。ここを見られただけでも来てよかったかなと。

ツアーガイドさんのお話（を盗み聞き）では、この辺りが上高地周辺でももっとも水が綺麗な場所なのだとか。

とにかく雑味が感じられず、澄み切っています。

明神池の周辺では11日にもツキノワグマの目撃があったので、少し怖さはありますね。

ワイガヤで進んでいる大量な観光客の数を保険代わりにしていますが、これで保険になるのやら。

1時間以上掛け、ようやく穂高神社奥宮へ到着です。

明神池はこの境内の奥にあるの。観るには有料なの。拝観料を取られるの。

湖鳥居の前に、長い行列。記念写真撮影の列です。

眼の前には明神岳がそびえ。

ここは一之池というらしい。

静謐とした湖ですが、これだけ人が多いとね。あまり神聖な感じはしない。

明神岳の真下だから、明神池というのか。

明神岳はまるで壁のように眼前に立ちはだかり、凄い圧迫感。威容です。

鳥居トータルでこんな見た目。

この鳥居の前に人が立って記念撮影を繰り返しているわけです。

誰も居ない静かな場所のようですが、私の背後には数百人の行列が（笑

ほら、大行列。こんな感じで、みんな後続の方に写真を撮ってもらいます。

天気ええな～　暑い
標高2000m前後とは思えん。

これが二之池です。

趣だけなら二の池の方が上か。

誰か剪定師さんがいるの？というくらい見た目が整えられていて、さながらこれは庭園です。

どこからどう撮っても絵になるね。

帰路。美しい藻が生えている。

天然のニホンザルに遭遇。よく見ると、４，５，６匹くらい・・・

動物園じゃないので、手出しや接近は禁物です。

河童橋に帰ってきました。

昼食時ですが、どこも混んでいる。思い切ってカフェっぽい所へ行ってスイーツだけ食べました。

疲れた身体に甘いものは染みましたわ～

なかなか拘った手作りケーキのようで、３種どれも美味しかった。他人の食べてるアップルパイも気になって仕方がない。

入ったのはコチラ。

石碑にサヨウナラします。

実はここからバスターミナルまで、～～～～待ち行列が1km以上（汗
きっちり1時間ほど並びました。
行きもすごかったが、帰路も大変な混雑です。

連休かつ山の日の前後、しかもこれだけ天気が良ければね。やむなしか。

凄い行列

何とかバスに乗れました。バスもぎっしり

サヨーナラ、上高地。

この日の徒歩経路は、無駄足も含めてトータル15km前後。

全員けっこうクタクタです。

でも​​​​​​良かったヨン。