JAZZに最適化された素晴らしい音質の4343を鳴らされている保谷のBuncaさん。
なんと、三日にあげず、再訪問となってしまいました(爆
物凄く気に入ったので我慢できず・・・というわけでもなく、本当にたまたま機会で。
実は、この日は三鷹市に所用があり。チャリで向かいました。用事を済ませると、3時すぎ。そうすると、どこかへ寄り道したくなる。調べてみると、保谷駅までたったの7km?? そうだ、Bunca覗きに行こう!となってしまったわけですね。

これが、保谷狭山親善公園自転車道線(なまえ長ぇ!)です。
いかに一直線に続いているかが分かるでしょうか? なぜなら西武線線路沿いだからです。ありがたい事に、この1本でなんと狭山湖から武蔵境駅の近くまで、ほぼ直線・ノンストップで連れて行ってくれるのです。ストップ&ゴーや輪止めも多いのですが、経路中は緑・木陰・公園脇が多く、非常に癒されます。なんといっても路面が滑らかに整備されている。もしかすると、荒サイなんかより気持ちの良い道路かもしれません。
しかし、保谷市へ向かうわけでもないのに道路名が謎(笑)

この場所はちょうど空堀川CRとの交差地点でもあります。道はまだまだこれからです。

この日のBunca到着は15:40頃でした。平日ということもあり、店内は空いています。16:00頃になると店内は空いてくるみたいです。やっぱり皆さんOPEN時間帯を狙って来るのですね?(お目当てのケーキで当たりを食べたいから?)

空いているということもあって、この日はラウドスピーカーへ「かぶりつき」の特等席へ座ってみました。ちょっと近すぎるかな〜とは思いつつ(笑)

どんだけ近いかっつーと。Lchのラウドスピーカーからは2mですね。いや、2メートル切ってるかも。こんなデカいラウドスピーカーがほぼ目の前で鳴ります。
眼前に近い場所で4343が炸裂。相対音量が上がったことと相まって、前回以上にこの4343の鳴らし方の特徴が顕になったかたちです。実に鮮明で闊達でブライトで浸透力の高い音。眠い音ではないです。求心力があり、JAZZの「魂」みたいなものが伝わる音質・・・。それでいて、煩さは全くないのです。包容力、優しさ、色気まであり。
ただ、いかにも「スピーカーが鳴っている」という感じの音でもあります。拙宅の音は「楽器が鳴ってる」と感じますがこちらは「スピーカー/オーディオの音が鳴ってる」。
例えば、Clifford Brownのペットはミッドハイドライバーの喉から直接こちらへすっ飛んでくるようなハイノートの弩迫力で迫って来るし、Ray Brownのベースは大きな箱ごと唸って「等身大ぽさ」「らしさ」を演出してきます。
おしなべて、この喫茶の選曲はオリジナル・モノラルが多い。そのことも相まって、私とオーディオの指向性はもちろんのこと求める音楽性までが違うという事実を肌で理解できました。モノラルで、ぜんぜん差し支え無いのです。
2回目にして、私がなぜBuncaに惹かれるのかの原因も理解しました。音質に惹かれてここへ来ているというよりは、音楽体験に惹かれている。もっと鮮明に言うならば、JAZZを勉強させていただきに来ているのだと思いました。ここでJAZZに特化された演奏とそれに最適化された音を聴く事で、JAZZの真価を理解できるような感覚がありました。そして、紹介される数々の名盤・名演奏。ここでメモしてきた演奏を自宅に帰ってから、じっくり鑑賞するという日が続いています。つまり、Buncaに通うとなんとなくJAZZが分かるような気がしたのです。それも急激に。

この日もケーキセットです。この日はレアチーズを頂きました。ホンモノです。素晴らしく美味しい。

ケーキ上のラベルにはパティスリーとある。(笑)

そして、それに濃厚なコーヒーがよくマッチします。ここはネルドリップだそう。香りはさほどでもないが、濃厚で深い味わいが特徴のブレンドです。

ちょっとマニュアルで露出を上げても、私のスマホカメラじゃ絵が溶けるだけでなんだか分かりませんよね。
棚の上に、おそらくはFOSTEX T-90A ? とおぼしきホーントゥイーターが乗っていて、ベルデンのより線ケーブルと繋がっています。その先がどうなっているかは判らないし、鳴ってるかどうかも判らない。多分、一時期追加してみたけど要らないと判断、結局鳴ってないんじゃないかな。

JBLの脇には、FOSTEX FE-206Σっぽいフルレンジも置いてあるんですが、なんだかちょっと違う気もする。暗いから本当にフォスなのかは判らなかった。深掘るつもりもなし。

レコード棚上に置かれた休眠機材もこの席からなら良く見えます。
この日聴いたのは、

これと、

これとか、

これも。
どれも素晴らしい演奏・音楽でまさに「JAZZに浸りに来た」って感じでした。
アートペッパーにしろ、アートブレーキーにしろ、ミルトジャクソンにしろ、名前は知っていてもこんな凄い演奏の存在をおそらく知らないまま過ごしていたであろう。だから本当に、JAZZを教わりに来たという表現が一番ぴったりです。
ほとんどがモノラル原盤だと思うのだけど、ラウドスピーカーが一体になってわっと空間を塊で鳴らすから、モノっぽいところが気にならないのです。この店内ではモノだからといって、ラウドスピーカー2本を離して鳴らしていることが無意味ではない。1本だけでは決してこの感じにならないと思う。
というわけで、この日も名演をたっぷり浴びて帰路に着きますが。
この時期は陽が落ちるのも異常に早く。この日も帰宅するころには真っ暗になってしまいました。

この日は目黒川〜空堀川沿を経由して帰宅。
前回よりは効率も良かったです。
日暮の目黒川沿いは最高でした。大して幸せでもない私ですが、こんな瞬間は多幸感でいっぱいになれます。それだけでもありがたいと思わなければ。

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