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6chアンプのビート低減実験、つづきです。

奥の2chだけノイズレベルが高いことが分かりましたが、ケーブルがノイズを拾ってる(おそらくはパワトラのフラックス?)のだから、べたな対策としては距離が効くはず。

 

本当にそれだけかな?というと、実はケーブルの長さも起因しているのだと思います。よりアンテナになりやすい長さというのかな。だから距離を取ればノイズが低減されるとは限りません。

まずは、ノイズを拾ってるであろうライン入力ケーブルをぐるりと迂回して、パワートランスから距離を置いてみました。

元の黄色いケーブル(MOGAMI)は硬くて曲がらないです。この実験には不向き。
ということで、なにか犠牲者になるケーブルを探します。

余剰のRCAラインケーブルを見つけました。こいつをバラして使ってしまいましょう。
バラしてみて発覚。なんと、このケーブル、シールドがありません。撚ってあるただの2線でした。

ちょうど、シールドなしの撚り線を試してみようと思っていたので好都合。シールドは別途試すとして、とりあえずこれを使うことにします。
 

別のケーブルを使うのであれば、わざわざ本線のPINジャックへ半田づけするのも面倒です。
外部の別のRCAジャックを用意してしまいました。ついでにケーブルもかなり長めにしてみます。
(ケーブル長が関係なくて、フラックス回避が肝ならこれでも効果があるはず)

 

半田づけしておきます。

それにしてもこのラインケーブルは導体が細い!!なんて細い芯線なんだ。髪の毛くらいに細い・・・
わずかにストレスを掛けただけで、簡単に断線してしまいそうな細さ。あれこれ取り回す「実験」には不向きです。

 

手持ちの抵抗のなかで、51kΩを見つけたので、反対側の末端に取り付けしておきます。
ダイレクト接続と/抵抗接続を両方試せるようにしておきます。

ケーブルを開放端にするとノイズが無くなるのだから、高抵抗を介して解放端へ近づければノイズが減るのでは、という安直な発想。ただし当然ですが、この場合はアンプゲインが -6dBほど低下してしまいます。

 

ケーブルが細いもんだから、結線も四苦八苦・・・です。
ターミナルのネジをいくら締めてもスルっと抜けてしまうの。

 

一応テスターで導通は確認。END2ENDでインピーダンスが0.8オームもあるみたい。
このケーブルを介して実験してみましょう。

 

電源トランスを回避してぐるりと迂回します。
さてどうか。
・・・・
駄目ですね。かえってノイズは増えてしまったような。

 

外付けのRCAは、アースが銅板で共通化されていません。やっぱり銅板のアース落としは効果を発揮していたみたいで、ソレのないブルーのケーブルはノイズが増えてしまったみたいです。
私はトランスやACラインからのリーケージフラックスを疑ったが、それも怪しい。

ケーブルの長さに比例してノイズ量が増えるような印象もあるから、やっぱりGNDループ対策が本丸のような気もしてきました。ということで、次回以降はアース線の取り回しを徹底的に変えてみます。
また、インピーダンスがノイズを拾いやすくする一因のようなので、ごん太GNDラインも試してみます。

 

さきほど取り付けた 51kΩ経由の結果も試してみましょう。
おぉ!ノイズが減った、かなり減った。

ゲインが低下するのと同様で、ビートノイズも同じく-6dBって感じです。でもこれじゃ意味がないし決定的でも無いな。

次回実験で使う、GNDショート用の実験ケーブル。実験用なのでしょぼいです。
これは1.25sqですが、3.5sqくらいのぶっ太いのも準備してみようかな?

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投稿者

KeroYon

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