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まだまだ続くよ、LINE Clova編。
まだ始まったばかりです、Clova WAVE編。

本日はウーファーとトゥイーターの嵌合、XoverのOptimizeを行っていきます。
ホラまた始まったよ。
これ、1000円そこそこで買ったオワコンのミニスピーカーですよ。そんなに細かいコダワリは意味ないんじゃないの?そこが私の癖(へき)って奴なんですね。こだわる積りなんて毛頭無いのに、いざ始めると気になって仕方がないというわけです。昭和風の言い方なら、「ほとんどビョーキ」と呼ぶのでしょうか(笑)

これは「拘り」と呼ばれるようなものではないです。これをしたらどうなってしまうのだろう?という単純な好奇心による動機です。興味が沸き、仮説し、試し、答え合わせをする。子供の時分からこの基本形が変えられていない気がします。

回路解析で、ウーファー側はこんな回路になっていることが判明しました。
このように非反転増幅回路を中心に構成されたLPF、HPFは Sallen-Key と呼ばれるトポロジです。発案者の名前を取って命名されました。
このSallen-Keyを調整して、実効2-3kHzクロスのスロープへ近づけてゆきます。

結論から言うと、調整結果がこう。

いじったのはピンクを付けた箇所。

そしてその時のレスポンスがこう。

水色がウーファー素のままの特性で、
赤が上記フィルター回路を通った結果です。

このときのトゥイーターとの合成結果はこう。

ウ~ン、このままでも別にいいんだけど。10kHz以上の高域低下が少し気になりますネ。
これは何が悪いというわけではなくてClovaに載っているトゥイーターの特性がこうなのです。しかしここでも悪癖が出て、強烈なドーピングをしたくなりました。

シェービングを入れてドーピングしました。

高域の形がまるで別物です。
ちなみにこのとき、位相特性が悪くなるどころか5kHz以上の群遅延が最小フラットに近づきました。

Clovaはトゥイーターが側面についている上に相互干渉があるなど計算通りに行かない難しさがありますが、とりあえずここで得られたシミュレーション定数で実装してみます。
・・・・と、実はこの「先」もあって、

ここをこうすると、
低域へのLow Shelfを形成してくれるので、

フィルタ特性としては↑こうで。

f特はこうなります。80-180Hzのレベルがどーんと上がる。

ANDROMEDAのようにフラットではなくドっタバタですが、このミニサイズにして鬼ワイドではある。明らかなオーバードーズ。ただ、ここに関しては「パッドさえ無い場所にSMTを実装する」という、トップレベルの難しさにはなる。私の震える指先では多分無理なのでは。

チップ部品を使いながらにして空中配線という離れ業?が必要に。SMTじゃなくて普通のアキシャル部品でブリッジするのがラクかもしれない。私のこのひどい癖(へき)を全うするなら、一番ハードルが高くても一番納得のできるヘンタイチューニングを施工すべきだと思うのです。



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投稿者

KeroYon

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