LINE Clova編。
Wooferを逆相につなぎ直したので、測定もやり直しておきます。
最終実測特性
前回は1.5kHzに深いディップが出来ていました。

<最終実測特性>

ほぼディップが埋まりました。聴感上もより自然になりました。
(音楽試聴中は紫の特性に近いと思います)
納得できる程度には整いました。
特性を数値で書くと、50Hz-10kHz ±5dB となります。すっごい。マイクロなのに!
超小型かつ安物のBTスピーカーにしてはかなり整った方です。
比較の参考までに、

こちらはMX-Λの最終特性。
う~ん、さすがにコレには敵わないませんか~。
しかしClovaも超小型・かつ測定に不利なドーナツ指向特性にしては頑張りました。

さらに比較例として、こちらはKENWOODのLS-11ES(チューニング無し)。

こちらはPIONEERのS-X3II(クロスオーバーの徹底改造後)。
このPIONEERはClova WAVEよりもちょっと大きいくらいです。

ANDROMEDAの、これはBeta。さすがに比較対象にならん…。(^_^;)おばけじゃ。
近接場での試聴

このスピーカーについては非常に近く=正面50cmくらいのニアフィールドで聴いていると非常によい結果が得られます。「音楽のなにもかもが聴こえてくる」と言うと大げさですが、細かい音も細大漏らさず出してくる感じ。繊細で豊かで爽やかで、情感もある。仕事中のデスクトップスピーカーやベッドサイドスピーカーとしては最上の結果が得られました。
今回の記事をもって、いったんこのClova WAVEプロジェクトは完結とします。
最後に、こんなに楽しくてネタの詰まった良素材を教えていただいたBay3さんに感謝の意を表して終わりたいと思います。トラブルを乗り越えることも含め、骨までしゃぶって楽しめました。
【この連載の目次】
- LINE Clova (1) LINEのMatrix
- LINE Clova (2)この4Ωは可変すれば
- LINE Clova (3)開腹手術~WAVEが届いたぞ
- LINE Clova (4)【緊急速報】これはトゥイーター
- LINE Clova (5)セカンド・オピニオン
- LINE Clova (6)天板にどうやって穴を開けるのか?
- LINE Clova (7)ミニアンプは時定数に問題アリ
- LINE Clova (8)天板に穴を開けてみる
- LINE Clova (9)内蔵アンプ回路を解析する
- LINE Clova (10)パーツを外し&セカンドオピニオンを検証する
- LINE Clova (11)セカンドオピニオン版で空気録音してみる
- LINE Clova (12)風穴を開けろ! ボリュームの実装
- LINE Clova (13)フィルタをオプティマイズする
- LINE Clova (14)初体験、サーフェスマウント
- LINE Clova (15)底面に音質スイッチを実装する
- LINE Clova (16)3Dカットモデルと最終回路図
- LINE Clova (17)部品到着で一挙完成へ
- LINE Clova (18)こんがり焼けたよ、基板が焦げた
- LINE Clova (19)数々の苦難を乗り越えて完成へ
- LINE Clova (20)擬似無響計測&空気録音 – 1st. Phase
- LINE Clova (21)完結編 – 2nd. Phase
- LINE Clova用-第2基板
- LINE Clova Rev.03が完成。熱に強く音も良い

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