つづいてます、LINE Clova編。
毎日ちまちまちまちまClovaばかりいじってます。この、ひたすらちまちまちまちまちまちま少しずつ触って進まない感じが堪らなく、愉しいんですよ。ジグソーパズルみたいな? プラモなのか? デアゴスティーニっ♫ て感じ。
コネクタパーツが届くまでに、進められるところを徐々に進めておきます。
トゥイーター用イコライザの実装
アンプPCB上へトゥイーターへのイコライザ回路を実装していきます。
トゥイーター用のXover回路なわけですが、線形等価変換に近いことをしているので”イコライザ”と表現しました。皆さんはイコライザと聴くとどのような回路を想像されるでしょうか? イコライザとは、”本来あるべき現信号と等価へ戻すための回路”のことです。5kHzを+6dB、2kHzを-2dB、といった”カーヴを調整して音質を変える回路”の事ではありませんので混同しないようにしましょう。



裏側はこんなんなってます。各パーツがでかい。
PCB裏側を穴抜きしていなければ取付できませんでした。(想定どおりです)
ポテンショメーターにリボンケーブルを装着

前回フロントパネルへ装着したトータルレベルとBASSレベルのボリューム。ここへリボンケーブルをはんだ付けしていきます。

小さなターミナルへかろうじてケーブルをはんだ付けします。
配線に使っているのは28awgのリボン線。かなり細めです。

はんだ付けが終わったら、エポキシで配線部を補強しておきます。これで安心。少々引っ張ったくらいでは断線しません。
拡がり調整用のスイッチ

前回は、プラバンを使ってSub Frameの中にさらにサブパネルを作りました。
なんでこんなモノが必要なのかというと・・・ 高さ調整です。このパネルに音質調整用のロータリースイッチを取り付けたいのです。この高さがちょうど良い。



このままではこのスイッチが裏側のSub Frameへ干渉するようです。Sub Frameへさらに角穴を開けることにしました。



丸穴のドリル径を上げて、押し広げます。
こうして接写でみると写真は現実以上に凄まじいですね。実際よりも荒々しく見えます。




裏返して突起の状態を見てみる。穴を押し広げてさらに調整。イイ感じです。

このWAVEの底面カバーにはもともとこのような角穴が空いているのです。
ここからちょうどスイッチのツマミが見える位置にしました。

その上からゴムカバーを被せてしまえば穴が見えなくなり見た目が良くなります。
このゴムカバーは両面テープで止めます。
ここでちょっと悩みが。。。ゴムカバーに穴を開けてしまった方が調整はやりやすい。でも見た目が。。。
穴を開ける工具商品を漁っていたら、実は私は買わなくてもファイ8のポンチというものを持っていることが発覚。(ボケだ。)



凄い切れ味で抜けました。
ここからーのスクリュードライバを差し込んで、スイッチを切替できます。

今回採用した1回路4接点のロータリースイッチは前面から観るとこんな接点構造になっており、

それをこんな風にアサインします。
時計回しに回していくほど、サラウンド的拡がりが増すという構成。


その裏側に抵抗を取り付けしました。
抵抗は強力両面テープでプラバンに固定されています。ツマミを右に回していくほどトゥイーターの能率は下がります。そこはBASSレベルで整合するように音量調整が必要になるという仕掛けです。

スイッチの軸が穴から覗いています。素晴らしくシンデレラフィットしました。美観をさほど損ねずに音質調整が可能になりました。
残りの作業はケーブルとコネクタ待ちですねー
これはきっとプラモと似ている。出来上がってしまうと一挙に興味を失うんです。おそらくは作っている過程が一番楽しい。だから、できるならずっと完成しないで欲しいとも思う。でも、完成して音が出るその瞬間が一番スパークするから、やっぱり頑張る野田。
【この連載の目次】
- LINE Clova (1) LINEのMatrix
- LINE Clova (2)この4Ωは可変すれば
- LINE Clova (3)開腹手術~WAVEが届いたぞ
- LINE Clova (4)【緊急速報】これはトゥイーター
- LINE Clova (5)セカンド・オピニオン
- LINE Clova (6)天板にどうやって穴を開けるのか?
- LINE Clova (7)ミニアンプは時定数に問題アリ
- LINE Clova (8)天板に穴を開けてみる
- LINE Clova (9)内蔵アンプ回路を解析する
- LINE Clova (10)パーツを外し&セカンドオピニオンを検証する
- LINE Clova (11)セカンドオピニオン版で空気録音してみる
- LINE Clova (12)風穴を開けろ! ボリュームの実装
- LINE Clova (13)フィルタをオプティマイズする
- LINE Clova (14)初体験、サーフェスマウント
- LINE Clova (15)底面に音質スイッチを実装する
- LINE Clova (16)3Dカットモデルと最終回路図
- LINE Clova (17)部品到着で一挙完成へ
- LINE Clova (18)こんがり焼けたよ、基板が焦げた
- LINE Clova (19)数々の苦難を乗り越えて完成へ
- LINE Clova (20)擬似無響計測&空気録音 – 1st. Phase
- LINE Clova (21)完結編 – 2nd. Phase
- LINE Clova用-第2基板
- LINE Clova Rev.03が完成。熱に強く音も良い

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