箱に収めたDIATONEの P-610A。
高低バランスは取れているものの、特性は気になるところがいっぱい。音も惨憺たるものでしたね。

そこで、本日はこれをDSPで補正していきたいと思います。IIRで線形近似補償します。
Digital Compensation
アナログのクロスオーバーフィルター回路がディジタル演算に変わったと言うだけで、やっていることは同じです。
トライ&エラーで捻り出した最終的な補償カーブはこちら。

まずは目立つ中高域を抑えるためにBSCですね。
High Shelfで
Fc = 650 [Hz]
Gain -9 [dB]
Q = 0.5
に設定しました。段差6dBでは足りないくらい中高域が張り出していたのです。


つづいて、目立つ低域のQを下げましょう。
FsとFpの両方にノッチを適用します。谷を二つ作って、
Notch:
Fc = 92 [Hz]
Gain = -4 [dB]
Q = 3.0
+
Fc = 74 [Hz]
Gain = -5 [dB]
Q = 4.0
この2つで山を潰します。
さあ、これらの適用で最終特性がどう変わったのか観てみましょう。

例によってグレーは暗騒音レベルです。
同じインパルス応答をREWにも喰わせてみました。

当たり前なんですけど、ほぼ同じカタチをしていますね。掛けている窓関数が若干違うから、わずかな差が生じているだけ。
いかがでしょうか。
一番上に掲載した前回グラフに比べると、かなり整ったと言えるのではないでしょうか?
それでは、この状態でふたたび音楽視聴をやってみましょう。
Compensation後の視聴
マトモ〜🎵。
これだけ強く補償すると、やはりこれだけでも相当に自然な質感になりますね。なによりバランスに違和感がありません。ただ、それでも超えられない限界はあると言うのかな… 。バランスは整うんだけれどそれだけで「良い音」になるわけではないんですね。
KENWOOD LS-11ESの場合は、Xoverの徹底チューンでバランスを整えただけでも相当に聴感ポテンシャルが上がりましたが、コレはそこまでではなかったです。
まず、中高域。
BSCでバランスを整えましたのでOn-Axisでも「やかましさ」は相当に抑えられ、まっとうなバランスで聴けるようになりました。しかしそれでも、若干汚い…歪みっぽい感じは残ります。弦は誇張されるし、ヴォーカルはコロナ直後みたいに喉がイガらっぽい雑音が乗ります。また、最高域ですね、どうしても足りない。一応高域は出ているんだろうけど、繊細感や微粒子感や切れ込みがまったくありません。ベチャッと湿っており空気感や空間が出ません。優秀なトゥイーターで継ぎたくなります。
次に、低域。
これもだいぶマシな感じにはなりました。何を聞いてもブーブーゴウゴウと暑苦しい感じだったのが、控えめになり表情も出るように。ベースラインもやや鮮明に出るようになりました。ただ、それでも低音が汚らしい感じはそのままなんですよね。歪みっぽいし誇張されているし荒々しいしバタ臭い。
味がモーレツに濃いし脂っこい。
ラーメンで言うなら家系か、いやそれを超えて二郎系列か。
とにかく味が猛烈に濃い。塩分がものすごいのとそれに拮抗するために脂分も物凄い。素材の粗もエグ味もそのまんま剥き出しに出してくる荒々しさ。いや、だからこういう濃い味系〜が好きな方だっていると思うんですよね、確実に。単に私が受け付けないというだけで。
誤解を恐れずに言えば、高級ラジカセみたいな音。もちろんラジカセではこんな豪快な重低音は聞けないからもちろん違うんですけどね。レトロ臭がするのです。超Hi-Fiで生とのすり替えができるような音・・・じゃなくて、ありありと、オーディオの古いスピーカーから音が出てま〜す、といった感じの音。(それじゃ分からないか…. (^_^;;
それにしても、こんな音だったかなぁ? 記憶の彼方にある音とはかなりイメージが違います。もっとも、当時とは装置も違うし。なにより私が聴いていたのは最初から改造品だったし。判定の真偽もさだかではありません。

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