東秋留の駅近く、中華そば「みのわ」にお邪魔してまいりました。
ローカルレベルですが、それなりの評価のお店。
先に駅前にある「ご飯屋さん」に突撃したというのが実態ですが、そちらが実はご飯やさんではなくて「居酒屋レベル」で、子連れだったために入店を断られました。
つまり、「みのわ」は目的地ではなくセカンドオピニオンでの選択だったのです。
でも結果としては当たりだった。

ど田舎のローカル店なのにね。結構流行っているみたいなのです。店外で15分ほどは待たされました。まあ11席くらいのカウンター席しかないというのが理由なのですが。我々が入店後も行列はひっきりなしで、外に出た時には行列が長くなっていましたのでそれなりに流行っているお店ではあるようです。
左上の法則に従うと、中華そばの正油か塩になります。
期間限定で八王子ラーメンというのもあり惹かれますが、一見さんですからね、基本に沿って基本をいただきます。
私と子供は「正油の並」、嫁は「塩の並」です。並で正解。物足りないということはなく、それなりの量感があります。

オーダーを終わって店内のメニューを眺めていると、「鶏飯100円」というのが目につきます。お茶碗一杯をお客さんが自分で注ぐというタイプ。ラーメンを作る過程で出た出汁で炊いたご飯だそう。思わず追加オーダーしてしまう。

着丼〜。
特に美麗ってわけでもないですが、しっかり作られているのと・・・・この香り!
もう、ラーメンってね。立ち上る芳香である程度美味しさがわかってしまうのですよ。
甘めのラードが表層に浮いているタイプで、スープに奥行きを与えています。また、ラード浮タイプに有りがちな「温度高すぎ」ではなくて、むしろぬるめ。一口目から風味がどっと口腔内に押し寄せます。
スープを一口啜っただけでもう及第点というか高評価。和風かな。魚出しは分かりますが、全容を簡単に看破できるほど単純な風味ではありません。かなり複雑そして高い完成度。レベル高っか! さいきん田舎のラーメン屋さんでも都心に遜色ない完成度の店舗が徐々に増えてきており侮れません。
麺は中太の手打ちちぢれ麺と細麺が選べます。当たりだったら美味しいのは絶対手打ちの方ですがその手の麺は当たり外れが激しいのです。無難なのは細麺なので、私のサジェッションで全員が細麺になりました。
麺を啜っても評価が変わりません。これは素晴らしいラーメンです。これといった特徴はないが中庸かつ王道で東京でど・ストレートど真ん中の、何の問題もないラーメンでした。素晴らしいラーメンで風味も良いです。
唯一、難癖を付けるとしたらチャーシューの硬さです。炙り豚かな。が、これも計算でしょう。ホロホロのチャーシューを使うとスープは濁るんです。
この店は「素ラーメン(=具なし)」も提供しているから、スープに相当な拘りがあり、スープを濁らせず食して欲しいと願っているのでしょう。この近くには秋留台高校があって学生さんが東秋留駅経由で帰宅します。だから、学生さん+素ラーメン=500円(大盛りも値段同じ)という学生さんメニューがあります。そういうところも好感度高いですね〜。

これが鶏飯。
特に濃い味がついているわけでもなく。
薄っすらと鳥だしが染み込んでいるだけです。
これはスープに合わせるのが良さそう。
少し素のままで食べ、最後はスープに投入して家族で分けていただきました。
(一人分には多いので)

斜めから撮って、ラードのはり方やテカリや油の凝着の仕方で温度までが判りますよね!
温度は決して高くはないのです。
全く期待せずに入店しましたが、ここは望外に当たりでした。
評価: ★★★★(/★★★★★★)
再来間違いなし。ただし、次回は一人かもしれない。家人にはこの素朴にしての凄みが伝わらなかった模様。

あ、えーとこれは番外編。
我が家の餃子ドアップです。(餡=嫁 握=私 焼=両方)
ギョーザだけは外食産業に負けへんでぇ〜![]()

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