百均で、Xover制作用の有効ボードと支柱を買ってきました。
これの上にクロスオーバーパーツを設置していきます。

これで、ちょうど税抜き千円。だんだんゴミに対する投資コストが嵩んでいくな~

手持ちパーツを全部持ち出してきてひっくり返します。
大型のケース4個分。このケースで90%のXoverパーツが網羅されています。

まずは、インダクタだけを配置してみます。
インダクタが大きいということもありますが、磁束の干渉を避ける配置を優先的に考えて、そのあとにキャパシタやレジスタの配置場所を考えていきます。
ど~考えても、3way分が1枚のボードには収まりません。なので、これでウーファーとトゥイーター用。ミッドレンジ用は別のボードに設置します。1chあたり2枚の有孔ボードが必要。ホントにこんな大規模なXover作るのか?どう考えても過剰品質だろ。
どうせ一過性のXoverになるから、後からパージしてパーツ流用できるように、考えながら作っていきましょう。

片chの、ウーファー+トゥイーター用が出来ました。ミッドレンジ用は未着手です。考えながら、テキトーに配置しながら作ったので荒々しいですが、なんとか結線は出来ました。これで全部じゃないんですよ?半分です。
この1枚だけでかなり重い。実測2.5kg。内容的には、50万円~100万円クラスの商品のXover・・・って感じかな。でも、そのクラスに有りがちなコア入りインダクタは一切使っていません。全てがエアコアです。
百均の安っぽい有孔ボードで別に後悔はしてないですけどね、過渡的な品物だから。でも、強度が足りないですよ。これだけ重いと、自重でボードが徐々にひしゃげて来るのは防ぎようが無いです。

もう片chも完成しました。
このボード1枚に載ってるパーツだけで現行コスト幾らするんだろう。怖いから計算しない。。。
ここまでで、総作業時間6h。。。。疲れましたね。簡単そうに見えますが、ラグを付けて設置するだけで結構労力を使うんですよ、これ。もうカシメる握力は残ってないです。ノードはスピーカー端子も含めると10ポイント。大変なものだな・・・ 準備していたノード用のビスを全部使い切ってしまいました。ミッドレンジ用が足りないから、また買って来ないと。やれやれ・・・いったい幾ら投資する積りなんだ?コレに。

で、この写真の状態で、実はやらかしているんです。
2Ωと3Ωを取り違えて実装しているんです。気づいてよかったね。気づかなければおそらくそのまま使ってしまっていたでしょう。(少しだけ変な実測値/少しだけ変な音。)写真を撮り終えた後に気づいてパーツを換装しました。
そういうミスがつきものだから、最後に結線チェックだけはした方が良さそうです。回路の規模が小さければこんなミスは起きないと思いますが、なにしろ素子数が凄いもんですから、ミス発生の可能性は高まります。
【この連載の目次】
- またドフゴミを買ってしまったよシリーズ: LS-11ES(1)
- LS-11ES(2) つるしのまま測定して聴いてみるよ
- LS-11ES(3) 中身を徹底的に晒そう
- LS-11ES(4) クロスオーバーの実態を解析してみるよ
- LS-11ES(5) 劣化したサラウンドの軟化処理と、効果を見てみるよ
- LS-11ES(6) ミッドレンジは徹底して磨け/なぜなら魂柱だから
- LS-11ES(7) ウーファーの特殊性を考えてみる
- LS-11ES(8) え〜い、もう側板を補強しちまえ
- LS-11ES(9) 大改造/まずターミナルを作り替えてみるよ
- LS-11ES(10) 大改造/フックアップと吸音処理
- LS-11ES(11) REWで擬似無響計測~
- LS-11ES(12) 実装状態での素特性を測っておく
- LS-11ES(13) 大改造/XoverのSimを追い込む
- LS-11ES用にスピーカースタンドの改造をしてみた
- LS-11ES(14) 大改造/chat AIにXoverオプティマイズのやり方を
- LS-11ES(15) 大改造/有孔ボードでXover制作開始
- LS-11ES(16) 新パッシヴXoverが完成ですよ?
- LS-11ES(17) 大改造/嘘だろぉおおお?
- LS-11ES(18) 大改造/改良後を色々聴いてみよう~
- LS-11ES(19) miniDSPで大化けか、KENWOOD
- LS-11ES(20) 灯りを点けましょ、ウーファーに

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