OMNIカプセルの素性(特性計測)が分かったので、いよいよ、実際に録音してみて、最適解を見つけたいと思います。とはいえ、自分はステレオ録音初心者・・・。
最初に結論を書いておいくと、大失敗 であったことだけご報告しておきます。
”成功”には相当に修行が必要だということが分かったのです。ま、当たり前か。。。
系を再現するためのスキーム

つまりはこの模式図のとおりですね。
Andromedaの再生音Aを録音して、録音した音をまたAndromedaで再生音Bを出して聴く。
A ≒ B に聴こえれば、その録音は優秀
という評価方法ですね。A=Bならその録音は最優秀。
用意した音源は以下のとおりです。
a) NEEWER OMNI録音のオリジナル
b) aに対して、8.8kHzのノッチを入れただけのもの
c) aに対して、8.8kHzのノッチと低域補償を入れたもの
リスニングポジションで録音
まずは「お試し」で数曲を録音。
最初は、リスニングポイントでの録音を試してみました。拙宅ではソファがリスニングポジションですので、その後方にマイクスタンドをセット。耳=マイク膜からラウドスピーカー底面との距離を測ってみたところ、2.8m。意外に距離がありますね。トゥイーターでは3mを超えているでしょう。

マイクの高さは103cm ~ 104cm。ソファに寄りかかったときの耳の高さです。意外に高めなのですよね。
ふだん、Andromedaの特性計測をするときも出来るだけこの高さを再現しています。

A/B方式では、30cm-80cmで最適解を探せということになっているのですが、今回買ったアームは録音用ではないので、そもそも30cmまでLRを離せません。少しLRの首を振っていますがこれは間隔が取れないことと、私の「勘」でそうしています。
オリジナルの再生音はもちろんですが、それに対するa, b, cを聴き比べしてみました。
a) オリジナル
帯域バランス的には問題ないですね。
多少高域が綺羅びやかな雰囲気はありますが、空間感を出すには良い感じの演出になっており、味付けとみればこのままでも容認できる音質です。
b) 8.8kHzのノッチのみ
aよりは妥当な帯域バランスになります。が、その差は僅差。思ったよりは差異が感じられない結果になりました。
c) 低域と高域、両方補償
凄い再生音になります。低域は、無補償にくらべてむしろ肥大化。部屋中のいたるところがガタピシと共振しはじめてしまいます。低域過多に聴こえました(理由は後述)
ちゃんとワイドレンジに録れるのかは杞憂でした。
超低音、超高音ともに不満のないどころか、バンドウィズスやバランスは満足の行くレベルで録れました。
現段階では、超低域の補正 (c) さえ不要という判断です。
音場感が劣化
帯域バランスは、問題なし。
録音a b c いずれも広帯域で違和感なしでした。
部屋と身体と鼓膜を圧するような超低音が出るし、部屋の至る所が大音量ではガタガタ共振しはじめるのも同じです(笑
高域は鮮明で切れがあるしデグレは感じません。が。
一番デグレードするのは3Dステージ/空間感なのです。
ハッキリ云うと、
<A>と<B>を聴き比べれば、Andromedaとはとても思えない音質になってしまっています。つまり、大失敗です。
録音したabcは、どれも何だか「ジャズバーのようなハコ」で録った音質に変わります。広大なコンサートホール、屋外でのワンポイント、位相をいじくっただけのJPOP。なにもかもが「ジャズバーでの演奏」のように変わってしまうのです。また、それに付帯して音像定位が物凄く曖昧になります。Tightly Focusで定位していたはずの音像が、なにやらボーヨーとした感じで実態が怪しくなります。空間感はなくなってしまう(というより、常にジャズバー。)し、音像は茫洋とする。これはいわゆる、「残響過多」というやつです。何にでも残響音が付加されてきて、音場感を阻害します。
ANDROMEDA-Alphaはフェイジングで位相を触られたソースなどで、リスナーの真横、へたをするとリスナー後方まで回り込む広大な音場感を持っています。これがすっかりラウドスピーカーの内側へ押し込められ、そればかりか音像定位も茫洋とします。失敗です。
私はオーディオの中でも音色の魅力よりは”ステージ再現”を最優先に取り組んでいますので、残念ながらNG判定になります。また、MX-1000Hは音場や空間の再現に重きをおいたシステムですので、それの評価システムとしても不合格となるでしょう。
どうしてこんな事が起きるのか?
ここからは想像になってしまいますが、NEEWER OMNIは本当に無指向で、指向性が良すぎる。ヒトHRTFとは伝達関数が異なりすぎる。NEEWER OMNIで録ると、ヒト聴覚以上に多めに全方位の二次三次残響を拾ってしまい、残響レベルが過剰となる。つまりヒト聴覚だとNEEWERよりもぜんぜん指向性は狭い、だからステージングがクリア、という事かな?と。
無指向性マイクロフォンを使うと、私の部屋の天井、床、壁、部屋の狭さによるすべての反響音をあますところなく捉えてしまい、ヒト聴覚以上に残響問題が顕著化している想像をしました。同一伝達関数を2回通るから、残響特性が倍になってしまうという視点もあります。
これを楽器録音に置き換えると、ホールの残響まであますところなく拾って凄くリアル という脚色へ有利に働くのかと思いますが、狭い部屋での空気録音には不適の音質になっています。
マイキングとは、なんと難しいのでしょう。
DR-07をポン置きして録った音の方がマシだった気がするな。気のせいか? でも、過去の空気録音はだいたい1.5m未満の近接場ばかりで、音量も小さかった。
だったら、マイクを近づけて撮れば多少はマシになるんじゃないのか? というチャンレジを次回に譲ります。

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