緑のヘルシーロードへ逝ってみよう～

ウチのメインバイクはWilierのGTR SLというものです。相当乗ってないです。
確認してみると・・・もう1年近く乗り出ししていない？だと？

そんなのもう、メインバイク言わんやろ。

まさに床の間バイクと化してホコリ被ってる。

いくらこの1年ロード率が下がってしまったとはいえ、こいつはいただけません。

数えてみればもう購入から丸5年以上か。。。。
ずいぶん年式も古くなってしまいました。しかしこんなもんでも購入当時は清水気分で購入したんです。後生大事にしまい込んでいてもバイクは劣化してしまいます。乗ってナンボ。

反省して、久々に引っ張り出してピカピカに磨きました。これからはバリバリ乗るぞ。乗り潰すぞ！

ケイデンスもスピードも電池が切れているので交換して、と。

こんな小さなコイン電池で、何ヶ月も電池が持つようなBLEプロファイル(CSCP)を生み出していただいた開発者の方々。感謝の念しかありません、これのサイクリストへの恩恵は絶大です。

さてさて、昨日はお休みをいただいて、前々から行ってみたかった緑のヘルシーロードへロングライドにでも・・・
と思っていたのですが、この清掃とセットアップだけで午前中が潰れてしまいました。
80kmくらいなら走れるかな？ということで試し乗り。ヘルシーロードへのアプローチまで、だけでも行って帰ってこようと思い立ちました。なんやかやで出発は午後1時ごろになってしまいました。

乗り出してすぐ分かる。
シート下げすぎた～。ラクな姿勢を。ということで下げましたがいかんせん下げすぎた。膝がかなり余ってしまって乗りにくい。

治水橋を渡って大宮（現さいたま市街）へ向かうよ～ん。けっこう遠いね、大宮。
大宮ど真ん中は避けたいので、微妙にルートを市外へずらしながら進みます。奇しくも、先日パークゴルフへ向かったのと似たようなルート取りになりました。クルマと到着時間がほぼ同じって。どういうこと・・・。

距離は大したことないんですが、さいたま市街を抜けると信号だらけでダッシュ&ストップが異常に多く、それだけで疲れてしまいます。チョト休憩。大宮公園かな？

さて、途中、ちんまりしたドブ川みたいな淵を横切りました。
あれ。もしかしてコレ？？　立ち止まって地図を確認してみます。

緑のヘルシーロードと書いてあるう～～。コレかぁ～。

この合流点まで自宅から44kmでした。ここまでアプローチするだけでも結構あるね。。。もし後日リトライするときには、違うルーティングを考えないといけません。到着するだけで体力を削られてしまいます。（計画では、全域走って往復146kmの予定でした）

看板もアリです。
着いたはいいけど。この写真でお分かりかと思いますが、、もうかなり陽が傾いちゃっているんです。

想像していたのとかなり違いますね。普通の住宅街を流れているドブ川に沿って、側道が続いているだけ。生活水路らしく、若干の匂いもします。これだとご近所を流れている霞川沿いと同じで有り難みが無いのでは？

でも、しばらく流しているとやはり違いますね。霞川沿道よりは道幅も広いし、センターにグリーンラインが引いてある。もちろん散歩にも使えますが、比較的サイクルロードっぽくなっています。それと、路面状態が良い。ツルツルやザラザラ路面状態の違いこそあれ、ボッコボコに荒れた段差などは、全域を通じてほぼ無かったと思います。走りやすい。

一般のサイクルロードとの違いは、一時停止がそれなりに多め。クルマの通りがほぼ無い十字路も多いのですが、減速は必要だしそれなりに神経を使います。

緑のヘルシーロードを走る予定はなかったのですが、到着してみるとついつい流してみたくなり・・・結局、20kmぐらいは走ってしまいました。必然的に自宅からは遠ざかったので距離がカサ増しになってしまいます。

東北新幹線を眺めつつ、上越新幹線沿いを走ります。市街を離れるとこんなふうにのどかな田園風景のなかを粛々と進みます。

駒崎コスモス畑を発見。
ここは有名な鑑賞スポットのようですが、まだ残ってた！！まだまだ行ける！

遠くの方までなかなか壮観です。

日暮れ時を感じさせる色合いでしょう？

御成橋というのでしょうか？川幅日本一というのでも有名な場所ですね。まだ鴻巣なのに日が暮れちゃいましたよ、16:45頃に日没です。

こんなに早く沈むのかー。この季節、午後出立で100km以上走っちゃいけませんやね。当然のごとく帰着は夜になってしまいました。夜のロードは危険がいっぱい、できるだけ走りたくありません。暗くなったので、多少経路が長くなっても安全なサイクリングロードや市道を選んで帰宅しました。これだけ自宅から遠いと焦りはありませんね。開き直って走りました。

で、この日の走行は113kmだそうです。日が暮れなければあとちょっとでフル経路走れたのね。

距離のわりにはダメージ極小です。あと40km走れと言われたら走れそう。絶景の連続とはいかないが、知らない土地をたんまり流せて大満足の一日となりました。

やっぱりこのバイクはいい。普段はネット12.5kgにもなるアルミロードに乗っていますが、それと比較してざっと5kgは軽いので負担がやはり違います。質量以上に違いを感じるのはカンパのハブですね。惰力がすごいのでそれだけでパワーセービングになります。なんなら、登坂でもかなり惰力で進んでしまうほど。ペダルに脚を乗せているだけで、勝手にフーっと加速していく。電動バイクかよ、と一瞬錯覚します。こんなふうに感じられるのも、普段重く回らないバイクにのっているおかげ。人間ラクしすぎちゃいけませんね。

それと、このバイクはフレームがフヤフヤなので、振動吸収にも優れている（そのかわりパワーは逃げやすい）。チューブレスとフレーム効果が相まって、尻や手のひらのダメージも少ないです。このバイクに付いてるシートはフルカーボンでカチカチなんですが、Ridleyよりラクなほど。

次回ヘルシーロードへ行く機会には、もう少しルートを考えてチャレンジしたいと思いました。
途中で引き返すのが悔しい、もっと先へ行ってみたい、いつかリベンジしてやるぞと思わせる、緑のヘルシーロードでした。。。