中古で購入したアナログディスクがカビ臭くて辛抱たまらん!というお話でしたよね。
レコードにカビは大敵。カビ臭いなんてもっての他ですね。
ただ、ありがちな話ではあるのですよ。レコード保管用のビニール外袋、あるじゃないですか。あれがカビの温床です。あれに入れておくと結露等発生し湿気がこもって長年収納で大量にカビ発生しやすくなるのです。それを嫌って外袋に入れないコレクターもたくさんいらっしゃいますよね。
私は何十年もビニールには入れています。でも収納庫の除湿対策を徹底しているのでカビは生えていません。しかし今回のカビジャケットをコレクション棚に混入させるとカビが飛び火しそうで怖くて収納できません。
とりあえず、この猛烈なカビ臭をなんとかしようと、いつもの通りチャッピーとタッグを組んで脱臭処理をはじめました。このカビ臭源はレコードではなく、内袋でもなく、紙製ジャケットです。袋とじの中にびっしり黒カビが生えていた。それは除去しました。
チャッピー曰く、天日干しや乾燥はカビの滅菌には全く役にたたないとのこと。まずはカビを滅菌してこれ以上繁殖が進まないよう殺菌することが先行だというのです。そこで、樹脂製の衣装ケースを購入し、この中に密封し、揮発したアルコールで除菌処理をすることにしました。
これを「蒸気殺菌(蒸散アルコール殺菌)」と呼ぶそうです。

樹脂ケース内積27Lの空気に対し、無水エタノールの最適量をチャッピーに算定させました。20mL – 30mL が良いようです。
30mLのエタノールは24g程度らしいので、そのへんを見当に軽量しました。24gって結構な量なのですね。これで本当に全部揮発するのかしら?

中央部には無水エタノールがこぼれた時に備えてキッチンペーパーを敷きます。その上に薄めの平皿を準備してアルコール24mLを入れました。これがケース内に揮発して充満し、紙ジャケットの内外を除菌してくれます。
アルコールの前後には何かブリッジを置いて、ジャケットがエタノールに触れないようにします。私は梱包材のウレタンフォームを置きました。

準備ができたらジャケット (4枚分) をそっと乗せ、ケースを閉じて密封します。
蹴ったりするとアルコールが吹きこぼれてジャケットを侵食しますので、人が通らない場所に静置します。
設置できたら、このまま24〜36時間放置するそうです。私は42時間放置しましたが、まだエタノールは皿にわずか残った状態でした。
そこから取り出したら、ふたたび天日干し(陰干しです)で乾燥、→ またアルコールケースで滅菌、を何度かループで繰り返します。
今は天日干しとアルコール滅菌が2ループ目くらい。すでに相当にカビ臭は少なくなってきています。あともう少し。
最後の仕上げは活性炭と重曹を使います。それは後日譚。
今回私が準備した樹脂製の衣装ケースはこちらです。
脱臭の役割を終えたら本当に収納ケースとして活躍してもらいます。(^ ^;

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