東松山市にある「中華そば 燕屋商店(つばめやしょうてん)」さんにお邪魔して参りました。
店舗映像は撮り忘れましたので、ストリートビュー映像で失礼致します。

一見するところ、駐車場は無さそうに見えるのですが、エントランスに駐車場の存在が書いてあります。この映像を見ている後頭部の方位に数台ぶん準備されています。
なんと店主さんはあの知床半島は利尻町のご出身なのだとか!(私も10回くらいは通りかかった好きな町です)だからメニューに利尻昆布つけ麺があるのですね。
メニューは基本的に醤油、塩、利尻昆布のつけ麺、それから限定メニューなどです。
私は左上の法則で醤油を。
家内と子供は塩をいただきました。


こちらは中華そば 醤油 になります。


こちらが中華そば 塩 です。
どちらもスープベースは基本的に共通で、強い鶏油を感じましたので鳥ベース。しかしかなり豚も使っていると思います。野菜は使っていると思いますが魚介系はほとんど感じませんでした。
非常に甘みのあるスープですが、「塩」を頼んだ二人は共通して「しょっぱかった」と吐露しています。塩ラーメンは概してですが塩度過多のものが多いように思いますが、ここもそうだったのかな?
チャーシューは豚と鶏胸の両方が入っているという、鶏系のラーメンによく見られるパターン。そして今回はメンマがありません。お写真だと入っている日もあるらしいがこの日はなし。玉葱とネギ。そして、珍しいのはお麩。これは食感を楽しんで欲しいのでしょう。麺は中細の硬めストレート。
醤油も塩も共通しているのは「上品」。これは3名意見が一致しました。スープが非常に上品でしぜんな甘味と風味があります。鶏油の強い動物臭は好みの分かれるところでしょう。苦手な人はいると思います。
このラーメンジャンルというか、類似品には強豪がひしめいており、その中で勝っていくのはなかなか難しいと思います。地域で愛される店は容易でしょうが、全国区で選択肢に入るにはかなりの努力が要求されるのです。このお店は「地元で美味しいお店」という位置付けでは十分な及第点だと思いました。とんでもない一級店と比べるからわずかな不満が現れるだけです。内容に比較して価格も頑張っている方かと思います。
評価: ★★★(/★★★★★★)
ごちそうさまでした。