パワーアンプのソニー SRP-P4005と、DSP-408。
運用を始めて、両機の欠陥が顕になっています。
まず、SONYですが、残留雑音が多い。SNRが悪い。これじゃ常用は無理です。低能率なS-X3IIでは全く感知しませんでしたが、高能率のUpsilonでは欠陥が露呈しました。SNRが悪くても余り音質が悪いという感想にはならないものなんですね。
でも、パワーアンプはどうせリプレース予定だから問題にはなりません。やっぱり問題はDSP-408の方です。無音部ですぐにMUTEしてしまうのです。無音部ではなくとも、信号レベルが少し低めなソースというだけで、すぐ電源がスリープしてしまうのです。
フルスイングで入力していても、静寂から開始される曲ではただちにスリープが掛かります。
このままでは使い物になりません。
でも、この症状はウェブのQAでも分かっていましたし、対策は考えていて、お取り寄せ済みです。
コレです。

コレって何よ。
サイン波、矩形波、三角波のジェネレーターです。中華製、激安。
早速制作しましたよ。

部品点数が最小なので、制作そのものはカンタン。
こいつの電源入れっぱなしで、開いている入力端子INPUT-3、INPUT-4にサイン波を連続印加しておけば、DSP-408は決してスリープに入りません。 
・・・というハズだったのですが・・・
つい先程、この基板(IC)が耳慣れたパキっという音と共に白煙を吹いて、お亡くなりなりました。
 

(CGです)
やってもうた。やらかしましたね、久しぶりに。
何が原因なのか判りません。
キャパシタやRは無事そうですが、ICは間違いなく、逝ったでしょう。
最初はパターンショートを疑って、部品配置とはんだ付けを再確認。

我ながら、泣けてくるほどはんだ付けは下手ですね。(涙)
長年やってても、ちっとも巧くなる気配がない。この辺は素養なのでしょうね?
でも、はんだ付けやパターンはテスタで当たっても不審な点はありません。
では何がイケなかったの?
ひとつ疑ったのが電源のACアダプター。
この「ヨシナ」と書いてあるアダプター、なにげに信用して使ってしまいましたが、12Vという表記は、ACトランスの電圧値じゃないのか。このアダプタはDCアダプタではなく、AC-ACアダプタだったのです。
 

DCアダプタと思い込んでいたが、実際にはAC出力だった。迂闊でした。DC回路にAC印加したのだから、焼けてしまうのは当たり前ですね。 でも懲りないですね。今度は低電圧で使うつもりで、全く同じものをオーダーしてしまいました。次は少し慎重に、テスト開始したいと思います。次も焼いちゃったら、もう次の次は無いな。