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Technics SU-V7と同時期にヤマハのA6も入手しています。

こちらも1970年代末期~80年初頭頃に大ヒットした商品。

随分と薄汚れた外観でしたので、ツマミやパネルを外して徹底洗浄しました。

それで、少なくともフロントパネルやツマミは新品同様・・・まであと一歩の美麗なレベルになりました。気持ちイイ~

肝心な状態はどうかというと・・・・  こちらもV7同様にしっかりとした出音が確認できます。ガリも全くありません。

ただ・・・ちょっと発熱が異常じゃないのか?
天板を触れていると、特に左側のヒートシンクの発熱量が異常です。
もう秋だというのに、無音でも、相当な高温に達します。

こいつは不味い、アイドリング電流の調整不良かな?ということで、そこだけは調整を試みました。

まず、ネットで事前情報を色々とアタります。

画像の、ピンクの可変抵抗器がバイアス電流調整用トリマ、ブルーの丸がバイアス調整のテストポイントだと解りました。A6のサービスマニュアルでは、10mV程度が適正調整値だそう。プルーブを当ててみると・・・・

ゲゲっ・・・ 110mV?? こりゃぁ熱くなるはずだわ
即、故障とは行かないものの、A級アンプかぃなというレベルで早晩故障は必至。
このトリマの調整はなかなかにセンシティブ(だからズレたのでしょうけど)です。推奨値である10mV ±1mVレベルまで、なんとか収めることができました。

ヒートシンクを触りながらの調整となりましたが、適正値に近づくと、みるみる常識的な・触れる温度に落ち着いてきました。これならば、しばらく安心して使えそうです。

それにしても、こんな状態のよいA6が数千円で手に入るなんて。昔では考えられないことだが、それは喜ぶべきことなのか、悲しむべきか・・・色々と考えさせられますね。。。

さて調整を終えたA6の音ですが、こちらもV7同様にとても立派なもので驚きます。
日本のアンプ技術は凄いなぁ。
当時のオーディオに対するエンジニアの熱い想いが伝わるような音。
 
 

決して中庸でも高忠実でもないのでしょうが、とにかく熱気を感じる。V7が静的で整った音と置くとして、対比するこちらはとても熱い(暑苦しい)音。同じスピーカーで聴いていても鮮度感や艶、色気が増したと錯覚するくらい、やや演色の強い音だと想いましたが、それがとても魅力的なのです。私が現用しているアンプと比べてブラインドでどちらを採るかと言われると、それはもう嗜好の問題なのではないか?とも感じました。バイアス過剰で熱くなってるからなのかな?と思いましたが、バイアス電流を減じても心象は変わりませんでした。

以前酷評していたCS-X3改から、人の心を抉るような饒舌で妖艶な音が出てきます。

公称 9.2kg。

V7もこれも、そんなに重いアンプではありません。この数年後、日本は意味のないアンプ質量競争に突入するわけですが、これらの音を聴いて「なんの意味があったのだろう」と首をかしげざるを得ません。

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投稿者

KeroYon

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