
通勤やチョコ乗り(8割)に使っているセカンドバイク、RIDLEY FENIXの調子が最近悪いです。
RDにガチャ感が出て、調整しても治らない。とうとうTOP側3枚にギアが入らなくなった。
これでも実用上全然困らないというのが貧脚すぎて泣けてくる瞬間ですが(笑)。
で、乗れるだけは乗れるので、しばらく放置してたんですが、さすがに修理です。
インナーケーブルだけ交換です。


ホラ、やっぱりね。
長年乗ってると、調子によってどの辺に不具合が出ているか、アタリが付くようになりますね。リアケーブルが中で部分断線し、ほつれていました。
ココ、定期的に駄目になりますねぇ。同じ箇所がジャムってるのはこれで二度目です。1.5年に1回程度かな。105(5800)の導線設計に問題があるのかもしれませんね。否、カバーは掛けているとはいえ屋外保管で雨晒しですから。微妙なサビが出やすい=ほつれやすいって事なのかも?テフロンコートでも錆びるは錆びるんですよね。

普通は、バーテープを外してからワイヤー交換するんですよ。今回はバーテープはそのままで、インナーだけ交換です。いわゆる「おうちゃく」。
ちょっとケーブルを通すのに四苦八苦はしましたが、何とか交換できましたね。
インナーを交換するとき、注意したいのがコマの挿入です。
ここ、経験が浅いと、気づかず「やっちまう」のですよね。ケーブルを挿入する前に、シフターの中にあるローターが正常に位置に回って収まっていないと、コマが収まりません。(経験がないと正常に収まっていないことに気づけません)

<上図はダメなパターン。コマがインサートできていない>
そういう時はリリースレバー側の金具をシフトレバーと一緒に持って、何度かカチャカチャやってやると、正常の位置に戻せる場合があります。

<これはローターが正常な状態>
ローターが奥にハマっているから見えなくなっています


さて、仮張りまで正常に終わりましたので、残るは微調整だけ。
そこもほぼ調整なしで、一発でキマりました。経験って大事ですね。
初心者のころは本当にシフトが決まらず四苦八苦してましたが、あれは何だったのだろうと思います。必要なのはYouTubeで得られるハウツーではなくて、「経験」であったりします。
あとはベンチじゃなくて、乗りながら少しだけテンション調整します。