「行ってみた!」… じゃないでしょ〜に。
何せ、巾着田はほぼ毎年のように行ってますもんね。ただ、例年はリサーチが足りないままに突撃したせいか毎年開花に対して「早すぎた」「遅すぎた」のどちらかです。本当の当たり年は1年だけだったような気が?
さて、今年はどうでしょうか?
酷暑と雨不足で開花が遅れてる・・・という情報はもらっていますが。ライブカメラの開示が遅すぎるんですよ、毎年。全く参考になりません。
私が突撃したのは 2025.9.22(月)です。
公式情報によれば、前週の土曜日から開催期間には突入しているはずです。(つまり有料ってこと)

今年はRidleyじゃなくてカーボンロード、Willier GTR-SL で突撃します。7月のセンチュリーライド以来の出撃です。
直接行くのもつまらないので少し回り道、寄り道してから向かいます。
ムーミンバレーパークから、カワセミ街道、高麗神社周辺を経由して。


これは出世橋という小さな橋。
山は苦手ですが、川が好きなのでつい川縁を走りたがります。当然ながら橋が大好き。


この橋の側に有名な高麗神社があります。

こちら、高麗神社本体ではなく、高麗山聖天院の山門を覗いた図。
風神雷神門と呼ばれます。
本体もいいが、こちらもなかなかに壮観なのです。

その名の通り、雷門そっくりの提灯が。よく見えませんが両脇に風雷神がいらっしゃるはず。
看板に「高麗山」の文字が見えますが、これはおそらく「こまやま」ではなく「こうらいさん」と読むのでしょうね。
同じ地名でも部位により「詠み」が変わるのは、各地あるあるです。
・高麗神社(こまじんじゃ)
・高麗川(こまがわ)
・高麗山(こうらいさん)
有名どころでは九州の九重がありますね。
・ここのえ まち
・ここのえ ゆめおおつりばし
・くじゅう れんざん

10:00を少し回った頃、巾着田曼珠沙華公園に到着〜
駐車場整備員さんにお話を聞けました。
「猛暑と雨不足で開花が遅れててね〜」
「でもテントの奥側はキレイですよ〜」
なるほどです。やはり早すぎたか・・・💦
ま、覚悟の上での突撃です。
奥の方は綺麗、というご意見に期待して。奥に進んでみます。
自転車に乗って良い経路ではありませんので押し歩きします。


ほうほう、なるほどねー

ここで「咲いてる方」。20〜30%咲って感じかな〜

これが曼珠沙華(ヒガンバナ)の蕾です。ほとんどがこんな蕾の状態。

仕方がないから、開いている奴をアップで撮る(笑) これが精一杯。。。

ま、森林浴で木陰の気持ち良い散歩道と思えばこれも。一興。
ビンディングは歩きづらいですが。

これが正式の(?)巾着田曼珠沙華公園の出口です。(笑)
入り口はこの20m右。
結論から言うと、「入場無料」だったのですよ。
本来ならば500円取られます。
つまり、この日はまだ「お金を取れるレベルにない」との判断だったみたいです。
しかしこの直後。9/23日から有料となったみたいです。

記念撮影。
しかし今年も空振りじゃ〜 (笑)

「そこそこ咲いてる」と整理員さんが言っていた屋台テントの奥へ行ってみる。
そうなんです、ここは(人手が少なければ)カワセミの宝庫でたくさんいます。

巨大な黒蝶が悠然と飛んでいる。みなさん、この蝶に心奪われたようで、必死にアップ撮影しようと近づきます。スマホの広角カメラだと厳しいよね。私のスマホには「光学 x2.0」が付いているのですが、そもそもの画質が最悪なので、あまり効果なしです。

この巾着田には高麗峠のトレッキングルートへ続く「ドレミファ橋」と言うのがあります。渡ると音階音がするからです。

これですね、で、この橋から少し行ったところが開花群生地でした。

おお〜、そこそこ咲いてるじゃん。

これなら中々じゃないですか?

綺麗ですね、とうぜんながらこの周辺が一番人が群がっていて、皆様満足そうです。


いい写真が撮れました〜
このレベルの花が見えて写真が撮れて「無料」は美味し過ぎます。この翌日には入場有料ですからね。駐車場も翌日から有料ですよ。

人通りは頻繁ですが、合間を縫って撮らせてもらいます。

ロード・ベテランの方にはどうでも良い情報ですが、初心者向け情報として。
こういう場所でどうやって自転車を自立させてるのかって?
当然ながらロードバイクにはスタンドなど付いておりません。

こうやって、縁石のポールへペダルを引っ掛けて自立させているのです。
縁石の他に木の支柱、小さめの岩、なんでも使えます。
ペダルのロック高を一段ずつじわじわ調整していって、バランシングする高さを見つけるのです。慣れちゃうとあっという間ですよ。

ハンドルも偏重心で回ってしまいます。タイヤ真っ直ぐをキープするために、メット、または小枝や大きめの石などを使います。
当然のマナーとして、車体が花や茎に干渉しない場所と言うのが前提です。

休憩用ベンチからも芽が出ている。(笑)
ベンチであってもこういうの、皆さん手折らないのですね。


一斉開花して、本当に綺麗に見えたのは赤丸の一角だけです。 (9/22時点)
今なら、フル開花に近いでしょう。有料だしね。

サイコンに巾着田の形状が映り込んでいるのは珍しい光景なので写真に収めておきます。

写真も大量に撮れたので、巾着田を後にします。1時間以上は滞在していた気がする。

開場はまだでも、経路規制はすでにかかっています。
気が向いたらまた来年ね。
このまま帰るのもなんだなー、と思いましたので、寄り道して帰ります。
横手から五条の滝、愛宕山方面へ至る林道関の入線。
もちろんこの辺りは鬼門ですから飛び込むのは初めて。俺だと登れんかもなーと思いつつ、最悪降りちまえばいいや、と。

結論から言うと、非ジョーに厳しかったです。私には。
2回足つきしました。無理です。
最初のうちはだらだら単調に登っていくのでずっとこの調子かな?とたかを括っていたら、真激坂が出現。
帰ってから確かめると、ゲインは270mほど、平均勾配7%程度。登坂強者には大したことないですが、私には激坂の連続に感じます。体重の増えた自分にはトップレベルのヒルクライム。
特に五条の滝を越えてからの10%越えがだらだら続くあたりとか、ラスボス直前で脚が終わってからの15%超えとか泣きそうでした。しかし休みながらであれば、なんとかピークに達した模様。

葛折の高低差を見れば、どんな傾斜感か分かりますよね。
地図で確認すると大した高低差ではないんですが、Garminのメーターは18%などを指してました。

有名な奥武蔵グリーンラインとの分岐・三叉路です。
ここまで来ればもうあとは若干の上げ下げのみ。

分岐に標識がないと迷いますねー。危うく右側の林道へ飛び込むところでした。
また鎌北湖を経由して帰りたいのです。

やっとこさ鎌北湖へ到着ー。
大した獲得標高でも距離でも無いのですが、ドッと疲れました。

今年2度目の鎌北湖ですー
大して楽しい場所でもない。

それにしても今度のスマホのカメラはハレーションに弱すぎる。すぐにしらっちゃけます。
NDフィルターが欲しくなる。

まだ物足りないので、毛呂山、坂戸、鶴ヶ島、狭山を経由して帰りました。
そしてその後、(なぜか)また腰を痛めていました。
降車するまで気づきませんでした。
ロードバイクで腰を痛めたのは生まれて初めてかもしれません。登坂でずっと無理なダンシングをしたのが祟ったか?無理するもんじゃ無いですね。また数週間は養生です。(泣)
