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3ヶ月ぶりに旗艦・ANDROMEDA Alphaが再起動しました。

アライメントは Ver.10と呼んでいるもの。

なんだか、再起動するたびに同じことを書いている気がする

サブシステムを含む、他のラウドスピーカーに慣れた耳でこれに接すると高低差で耳キーンなります。MX-1000Hが良い音だとかほざいていた自分の耳が恥ずかしくなる。標高0mからいきなり標高7,000m山頂へ連れていたかのようなあまりの落差に目眩と吐き気がします。

内外の市販ラウドスピーカーもそれなりに渡り歩いてきたつもりですが過去の音とは異次元の気がします。何度か書いていますがここ数年は生涯一の音が出ていると実感している。あらゆる経験値のなかで最高点(あくまで自分の感覚領域の中でです)。

オーディオって意外に難しくて、グレードアップしたり歳を重ねればどんどん良くなるというもんでもないんだこれが。それどころか、どんどん音が悪くなって、袋小路にハマる時代だってある、あった、そしてオーディオへの興味も薄れかけていた。

もっと驚くのは、素晴らしいのが長兄Alphaだけではなく、Alpha Beta Gammaが酷似した音を出し、それぞれが微妙に異なる表現で魅了してくること。さらに言えば、オーディオの音質差よりも録音の質の方が今はずっと気になると言うこと。

聴いているとオーディオの音質よりレコーディングの音質ばかりが気になる。「これはこんな音で録られていたのかぁ」とそちらばかりが気になってしまうのです。例えば同じ「ベースの音」と言っても1枚1枚まるきり別物です。

音の感想は以下記事「音感」〜あたりから始まる記述と全く同じです。

そういう状態になると何が起きるのかというと、音楽がただひたすら楽しいです。最終的には音質なんかどうだって良くなってしまう、音質にこだわってやってきたはずなのに、不思議です。

ただただピュアに音楽の感傷に浸るという若年期にタイムリープしたような感覚に没入しています。加えて言うなら、レコーディングエンジニアがこれの何にこだわってこんな音にしたのだろう?とか。

昨晩も、家族が寝静まったなか照明を落として音楽の世界にトリップしたまま抜け出せなくなってしまいました。

セットアップを戻したついで。

安物だったアンプ側バナナプラグ(8セット、16本)を、買っておいたやや高級品に替えました、ロジウムメッキのものです。

もちろん、私の堕耳ではその程度で音質が変わったようには聞こえません。(笑)

このバナナはかなりガッチリで、困ったことになかなかターミナルから抜けません。その分安心感はありますね。

投稿者

KeroYon

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