
Andromedaは、天然石のベース上にスパイクベースを敷き、3点支持のステンレススパイクで設置されています。
20年程前、当時のAudioPhysicsやGOLDMUNDのメカニカルグラウンディングにカブれた私は、自作スピーカーにも3点接地のスパイキングを導入しました。このときの驚きは、筆舌に尽くし難く。スピーカーの音質が根底から変わってしまった。以来、私はフロアスタンディングスピーカーの設置は3点スパイク一択となりました。
Andromedaは形状も実際の重心も超低重心になっているためか、上の方を少々押しても引いても、Andromedaの筐体はびくとも動きません。にわかに信じがたいとは思いますが。斜めに傾くのではなく、全体がその状態のままスライドしてしまうだけです。

とはいえ、3点支持は「傾きに弱い」というのは間違いないです。視覚的不安もありますね。ということで、不測の事態で傾いたときに四隅を支えるキューブを作っていました。
それをほったらかしにしていたのですが、ようやく塗装が出来ました。



マステを剥がして出来上がり!
コントラストがないので、あまりキレイなツートンになっていないですね。片方白にすればよかったかな。

スパイクの両脇にインサートして完了です。見た目はいまひとつだなぁ~。こんなの無い方が見た目はかっこいいです。
緩衝ゲルが触れているだけで、メカニカルにはスピーカーと非接触です。軽震度であれば、傾いてすったおれるのはこれで防げるはず。もっとも、震度6を超えたらスピーカーごとこちらへ横っ飛びでふっ飛んで来るでしょうから、こんなモノ役に立ちませんね。そんときゃそんときです。