Andromeda、年を越えちゃうのかなと心配でしたが、年内に最初の音出しが出来て、ホント~~~に良かったです。
さて4番兄弟のUpsilon、これまでは音楽鑑賞に常識的な音量で聴いてきましたが。いよいよ、かなり音量を上げて、対峙して挑みかかるような、いわゆるオーディオ鑑賞的な聴き方をしてみました。
結論から言うと、Upsilon Ver.2、ダメですね。
Ver.1では”刺激的な音が出ない”と評しましたが、フラット調整後で大音量のVer.2は、音量を上げるとかなり刺激的で神経に触る音を出します。音量レベルを上げると、フルレンジも、カットオフを下げたトゥイーターも粗が露呈した。かなり煩い感じがする。
優秀なシステムは、音量を上げてもキモチ良さが増す一方で、ますます音量が上がってしまうものですよね。そして小音量時の聴感を維持したまま、スケールだけが等身大に近づいていきます。でも、Upsilonは質的に変化=劣化してしまうのです。具体的には、歪み率が多いのだと思います。
まずTeleffunkenのフルレンジは音量を上げて変位量を上げると、ボトミング寸前まで行きますし雑音も出ます。特に中高域端で歪が顕著に聞けるようになります。また、ドライバー+ホーンも無理にクロスオーバーを下げたことと、超高域端を無理やり持ち上げていることから、粗が目立つようになりました。激安のドライバー+ホーンですからね。超高級トゥイーターのような、澄んで歪の少ない音がでないんですね。無理矢理補正すると、嫌なところばかりが目立ってしまいます。
中~小音量では良い雰囲気を醸し出していたそれが、大音量では馬脚を表してしまうということですね。
やっぱ、安物のトゥイーターとおふざけ実装では高級な音は出ないかな~。
クロスオーバーはVer.3と称してもう少し屠ってみます。
な~に、最高域の補正シェルビングフィルタを外すだけで、なんとも優しい音に変わるのは確認しているので、当面ソレで良いのです。






ヴィンテージ古レンジ!(笑)