Betaバッフルのマーブル塗装にチャレンジ中・・・長い塗装工程の中でも白眉の佳境と言えるでしょう。
だいぶ間が空いてしまいましたので。最初の工程から復習していきますか。

まず、サブバッフルサイズに合わせた、簡単な木枠を作っていきます。

その木枠の外周にアットランダムに鋲を打っていきます。(綿を引っ掛けるフック)

できるだけ繊維が長めの手芸綿を木枠に張ってゆきます。
実際にはこんなに沢山の綿は必要なく、この1/5ぐらいの量で十分でした。

少しずつ綿に塗料を吹き、乾かし、かつ撚りながら、さきほど打った画鋲にフックしてゆきます。写真はまだ途中。破いたり撚ったりテンションを掛けたりしながら、大理石の表情を作っていきます。それが私にはなかなかに難しかった。熟練が必要な感じですね・・・
さて、マーブル柄のマスクが完成しましたので、次はサブバッフルに塗装マスキングをしていきます。

ドライバー接合面には絶対に塗料が乗らないようにせねばなりません。(ドライバーが固着してしまうから。)
最近、私は写真の「50mm幅のマスキングテープ」を多用しています。特にこのような丸い曲面を目張りするときの労力でかなり差が出る。幅の狭いマステだと全部隠すのに何十枚も張り込まないとなりませんが、50mm幅だと3~4本でマスクできてしまいます。
マスキングができたサブバッフルに、まず始めにグレー・サーフェイサーを吹いておきます。

次に、写真のように下地色であるブラックを吹きました。
本当は黒に近い濃グレーが欲しかったのですが、ホムセンには余り好みの色がありませんでした。
コントラストを出すんだったらむしろブラックのほうが良いです。

塗料に触れられる程度に乾燥させたら、こんなふうに作っておいたマスクの枠をかぶせます。
その上から、今度は手早くアイボリーホワイトを吹きます。
塗り終えたらすぐにマスクを除去します!(放置するとマスクが溶着してしまいます!)
できましたっっ!

おぉ~ ・・・満点ではないけれど・・・
なかなか良くないですか? コレ。
想像していたのを超えるデキ。まんぞくまんぞく。


フェイクではあるんですが・・・自作スピーカーでこういうお遊び塗装、、、楽しいな。癖になるな。

L/Rで塗装の柄がまったく同じというのがね(涙) 工業製品っぽいですが、まぁ仕方がないです。
まさか柄の違うマスクを2枚も作る気にはなれません。
どうしよ。AlphaとBetaのサブバッフルは望外にかっこ良く出来ちゃった。
そして、Upsilonのバッフルださ過ぎ(笑)
あれっ? もしかして… これで全部終わり??
そうなんです・・・全てのAndromeda塗装工程がこれで完了しました。
ブログで確認してみると、塗装開始したのが昨年11月で、なんと、まるまる1年掛かってしまいました。
冬に突入しなくてよかった、温暖平穏な最近の天候に感謝です。
なぜこんなに塗装日数が掛かったかというと、拘った工作をしていたからではありません。単にサボり。手抜き。無気力。
いやちょっと待て。部品点数の多さもあるんじゃないのか?
今回のAndrmedaのパーツ数は、もしかして、もしかしなくても楽勝で1000点越えている気がします。だってアンカーボードだけでも22点もパーツがあるんだもの。今度ヒマだったら、全パーツ数を数えてみようか?と思います。ただのラウドスピーカーでパーツ1000点てどういうコト? ドライバーと接合ビスの数が多すぎるのでしょうね。