これは何をしているかというと、厚紙を使ってDayton Audio AMT-PRO4のパッキンを作っています。

パッキンも色々あるかと思いますが、私はこんな風に紙で作るのが好み。
これを作るときはレザークラフト用のパンチが役に立ちます。



ドライバーに付属してくる発泡ウレタンのパッキンは、柔なフレームにストレスを掛ける、バッフルと剛結できない、塗装に溶着する、加水分解するなどいろいろと問題があります。
だったらパッキンなど無しにしてしまえばいいじゃないかと、パッキン不要論もあると思います。ただ、それには罠があります。リーケージによる思わぬ所でのインピーダンスカーブの髭、インパルス応答の不審な共振、周波数特性の乱れ、QLの低下などにつながるからです。